自分でストーカー対策
ストーカーに発展する原因の多くは、心のひずみによって愛情表現が屈折したり、人の愛し方が分からなかったりすることです。
ストーカー事件を起こした人の多くは、「愛しすぎたから」と語ります。
ゆがんだ愛情表現のストーカーにあってしまったときのために、最低限の自己防衛の対策を知っておきましょう。
自分でできるストーカー対策
・まずは警察に相談しましょう
ストーカー被害届が出せる状態に至らなくても、警察には必ず相談をしましょう。
状態が悪化したときにストーカー被害届をスムーズに申請することができ、すぐにストーカー規制法が適用されます。
・電話対策
固定電話には注意しましょう。
コードレスの電話機は簡単に盗聴ができます。
無言電話などは留守電に録音し、日にちと時間、回数をメモして、ストーカーの証拠として残しておきましょう。
・護身グッズを身に付ける
防犯ブザーはすぐに使える状態で、身に付けていること。
場合によっては、ハンディタイプのスタンガンを携帯することも必要です。
家に入り込む危険性がある場合には、バトンタイプのものがいいでしょう。
ストーカーとの距離を取りながら、確実に狙うことができます。
ストーカーと近距離にいる場合は、催涙スプレーが効果的です。
これらのものは、インターネットで手に入れることができます。
スタンガン、催涙スプレーの使用については、使う場所など注意が必要ですが、効果は大きいものです。
女性は力技ではどうしても男性に敵いません。
こうした護身グッズも、ストーカーから身を守る手段のひとつです。
「あなたの笑顔が見たかった」からの犯罪も
ひとり暮らしの女性の場合は、洗濯物に男性ものを一緒に干す、留守中も電気をつけるなど、常に人がいる気配を見せましょう。
しかし、ゆがんだ恋愛感情の発展型が、ストーカー行為です。
「あなたの笑顔が見たかったから」・・・と、妄想は発展し、犯罪につながる可能性もあるのです。
異性の助けを求めることは、逆効果になることもありますので、臨機応変に対処しなくてはなりません。
また、いくら防犯グッズを身に付けていても、自己防衛には限界があります。
可能な限りひとりにならないこと(嫉妬を避けるため同性がよい)、人目のあるところで行動することが大切です。