離婚調停が不成立!?このままでは親権が取れません
妻に浮気をされ、離婚を決めました。
離婚調停では離婚の原因は妻の浮気であり、親権は自分が持つべきと主張したのですが、1回目は不成立になってしまう見込みです。
妻に浮気の事実を認めさせて親権を取るには、次の調停までに何を準備すればいいのでしょうか。
「浮気をしたほうが悪い」ということはもっともなことですが、親権においては浮気のことだけで決定されるものではありません。
奥様が浮気を認めていないのであれば、さらに父親の立場は弱くなってしまいます。
まずは妻にきちんと浮気の事実を認めさせるために、十分な証拠を集めることが先決です。
男親が親権を獲得するのは難しい
子どもの親権は、浮気だけを要因として決定されるものではありません。
いままで子どもの世話を主に担当してきたのはどちらなのか、今後十分な教育を受けさせることができるのか、子どもにとってどちらが親権を持ったほうがいいのか───さまざまなことが考慮されます。
つまり、普段会社に通勤し、子どもとの時間が母親より少ない父親にとっては、がぜん不利だということになります。
それを考えても母親のほうがひどい浮気をした、という結論にならなければ、親権を獲得するのは難しいと考えましょう。
妻の浮気を認めさせるためには証拠が必要
妻に自分自信の浮気を認めさせるには、立証能力のある強い証拠が必要です。
それには、浮気相手と一緒にホテルを出入りしている写真や動画などが必要です。
妻は現時点で浮気を否定しており、慎重に行動しているでしょうから、離婚調停が始まってからの浮気の証拠集めは、とても難しいと言わざるを得ません。
しかし、あなたが「親権を取りたい」と考えるからには、奥様に「親としてどうか」ということを問うべき部分があったのかもしれないと考えられます。
いまも浮気を重ねている可能性があり、早いうちに探偵などに依頼して、証拠を集めるべきだと考えられます。
また、探偵であれば、過去の浮気についてもどのような証拠が役立つかをアドバイスしてくれるでしょう。
万が一親権がとれなかった場合にも、妻の浮気が証明されれば、子どもに会う回数や今後のやりとりについて、有利な条件を提案できることになります。