離婚届を書き間違えた場合は?
離婚の際に提出する離婚届は、それまでの婚姻生活に終止符を打つための書類であり、今後の人生に大きな変化を与えるものです。
専業主婦の方であれば働く必要がありますし、親権を持つ場合には一人で養育していくことになります。
そのプレッシャーはなかなか大きいもので、気が動揺してしまったり、高ぶってしまったりした状態で書くことが多いため、書き間違いをしてしまう人も多いものです。
書き間違った離婚届を提出しても、当然受理されることはありませんが、そのようなときにはどうすればよいのでしょうか。
離婚届の書き間違い
離婚届は無料であるため、書き間違いに備えて2,3枚もらっておくという人もいます。
このようにして書き間違った時には新しい用紙に書きなおすという方法ももちろんありますが、より簡易的な方法として二本線で消して訂正するという方法もあります。
このときには修正液を使わずあくまで二本線で消し、そのそばに正しい文字を書き入れます。
間違いが何か所であろうとも、この処理を正しく行うことによって問題なく受理されます。
この離婚届を役所に届けに行くと、届出用紙の左端の空欄に捨て印を押すように指示があり、そこへ担当者が「○字削除・加入」と書き入れます。
これによって正しく受理されることになります。
慰謝料の請求
金銭的な問題についてはパートナーとはきちんと話し合いをされているでしょうか。
お子様がいる場合、離婚後に住居を探すことや、離婚後の生活費などを考えるとお金についての話し合いは済ませておくのがいいでしょう。
パートナーの浮気が原因で離婚をする場合、慰謝料を請求することが可能です。
事情によって異なりますが、相場としては200~400万円の慰謝料請求が可能です。
離婚後の生活のことも考慮し、慰謝料のことを弁護士に相談してみることをお勧めします。