浮気の慰謝料請求|手続きは誰にお願いしたらいい?

3年ほど、夫の浮気に悩まされ続けています。

浮気相手はまったく悪びれる様子もなく、絶対に許せないので慰謝料を請求したいと考えています。

夫とは今のところ離婚は考えていませんが、今まで我慢と苦労を重ねてきた分、もう我慢の限界なので、離婚を要求されたら応じる覚悟です。

もちろん離婚と言われたら、夫にも慰謝料請求するつもりです。
浮気の慰謝料請求をしたいのですが、誰に手続きをお願いしたらいいですか?

慰謝料請求には色々な手段があります。

これから取る手段によって依頼する相手が違いますので、慰謝料請求をするなら覚えておくといいでしょう。

どの方法の場合にどの相手が適しているかを把握できるようにまとめましたので、チェックしてみてください。

書類作成なら行政書士か司法書士に依頼

浮気相手に対して慰謝料請求の文面を送るための内容証明郵便の作成は、行政書士や司法書士の業務です。

また、示談交渉の際の示談書、離婚の際に必要な離婚協議書、離婚公正証書なども、行政書士と司法書士のどちらも作成依頼が可能です。

ただ、司法書士は裁判所に通す前提のものを作成するので、行政書士を利用するのが最も一般的となっています。

示談交渉なら司法書士か弁護士に依頼

内容証明に対して返答がなかったり、応じてもらえなかったりする場合には、示談交渉という手段があります。
その際は、司法書士か弁護士への依頼
です。

この時点ですでに裁判のことを考えるようでしたら、最初から弁護士へと依頼したほうが効率的と言えます。

裁判なら弁護士に依頼

あらゆる裁判において弁護人を務めることができるのは、弁護士だけです。

今回の場合、浮気相手への慰謝料請求だけでなく、夫との離婚も視野にいれているのですから、幅広い法的知識が必要になり、かつ、裁判に至る可能性も否定できません。

全体を通じての相談役としては、弁護士が適切だと考えられます。

なお、慰謝料請求を有利に運ぶには、「立証能力のある証拠」が必要です。証拠集めに関しては、上のどの職業であっても対応はできません。

行政書士や弁護士に相談しつつ、探偵や興信所を利用しましょう。

事務所によっては探偵社と提携していることもありますので、尋ねてみてください。

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