妻が有責だった場合、親権はどうなる?

30代の男性、妻との間に子供が一人います。
妻の浮気が原因で離婚を検討しています。

妻が原因なのですから親権は私の方が取りたいと思っていますし、取るべきだとも思っています。

ただ、一般的には母親側が親権を取ることが多いとも聞き心配です。
有責が妻にある私の場合でも、私が親権を取ることは出来ないのでしょうか?

一般的に、離婚時の親権の決定するにあたって、その離婚の原因がどちらにあるかということは関係がありません。

基本的に子供の利益=どちらが親権を持った方が子供の生活面、福祉面に望ましいか、という観点で決められます。

ですから、ご主人が親権を取るためには、ご主人と一緒に暮らした方が子供の生活面、福祉面に望ましいことを証明することが必要になります。

親権の判断基準

一般的に母親側が親権を取ることが多いのは、子供の生活面や福祉面を考えた場合に男親の方は子育ての準備や環境が整っていない場合が多く、仮に経済面では上回っていたとしても子供の利益を総合的に考えると母親側の方が望ましいと判断されるからです。

もちろん、ご主人の養育環境の方が整っている場合や奥様側が子供の養育環境に悪影響を及ぼすような状況が明確になっている場合には、ご主人が親権を取る可能性が高くなります。

誠実に子供の将来を考える

ここで難しいのが、もし母親側の養育環境が悪い状況だということをご主人は一緒に生活して来たことで分かっていたとしても、他の第三者にはわかりにくいということです。

そこで必要なのが証拠です。

浮気をして離婚に有責があっても親権の判断基準にはなりませんが、浮気の実態、浮気相手の実態などの中には、養育環境が悪いことを証明できるものがあるかもしれません。

その証拠があれば、第三者が親権問題、そして離婚問題に対して正しい判断を下してくれるようになるでしょう。

その証拠を集めるために、調査会社や探偵などを利用することをも1つの方法です。

誠実に子供の将来を考えるためにも、奥様側の養育環境が悪いのであれば、その証拠を掴んでおくことが必要ですし、それが子供のためになってくると思います。

おすすめ探偵・興信所 -厳選3社-
サブコンテンツ