結婚15年 長続きの秘訣は「家庭内別行動」~なつめ家6つのルール~

Sponsored Link

大変な事は全部私まかせ!夫はいいとこ取りばかり!!

こんにちは、梅原なつめです。

喧嘩するほど仲がいいとはよく言いますが夫婦喧嘩は私たち夫婦の日常茶飯事でして・・・。
15年もよく持ったなーというのが私の正直な感想です。

結婚当初を振り返ると、2人の時間も多く、いつも一緒に過ごしていたような気がします。
後に子供が生まれ、育児や家事・仕事の両立に毎日が精一杯になり、いつしか夫との会話も少なくなり、スレ違い気味になってしまっていました。

夫は中間管理職という立場柄、会社で上司と部下の板挟み状態で休日はストレスでぐったりしています。
gorogoro_man

「家族サービスよりも家で疲れをとりたい」っていつもぼやいていました。

もちろん子供と遊んではくれますが、ちょっと疲れたらあとは私にバトンタッチして自分はサッサと昼寝。
家族で買い物に行けば行ったでいつも子供の言いなり。欲しがるものをポンポン買い与えてしまいます。私としてはお誕生日や何かを頑張った時のご褒美として欲しい物を買ってあげたいと思っているのにも関わらず、夫は子供におねだりされるとすんなり買ってあげてしまう。だから子供はパパが大好き。

日々のお世話や宿題を見たり習い事に行ったり、苦手なママ友とも子供のためと思ってお付き合いをしたり。
そんな地道な活動をしているのは母である私なんですけどね・・・。

で、私思ったんです。

それってまさに育児の美味しい所どりじゃないかと。

夫の努力する姿から目を背けていたのは私の方だった

そんな気持ちが積りに積もったある日の事、些細なことから始まった大喧嘩の末に
「育児は美味しい所だけ参加して何よ!」と、つい口走ってしまいました・・・。
kenka_fuufu

今思えば大人げなかったです・・・・。

「家事と育児は母である君の仕事じゃないか。男は外で仕事をしているんだよ」これが夫の言い分。

夫が働かないと私たち家族が食べていけないのは紛れもない事実なんですよね。
確かに夫あってこその私たち家族の生活です。

ここで「私だって頑張ってるのに何よ!」と怒るのは簡単。
でもちょっと冷静になって思い出してみると、夫は疲れていながらも自分なりに精一杯育児や家事には協力してくれていました。

ゴミ出しやお風呂掃除、休日には子供と一緒に公園で遊んでくれたり。
台所に洗い物がたまっていると洗ってくれていたこともありました。

やってもらって当たり前だと思っていた事も、実は疲れた体にムチを打ってやっていてくれたんですよね・・・・。

そんな当たり前の事に今までなぜ気づけなかったのでしょう。

些細なことから喧嘩が勃発するのは、どこの夫婦も一緒です。
私が喧嘩をしながらも夫婦という長い旅を続けているのはどうしてなんだろう?
これからも続けていくにはどうしたらいいのだろう?自問自答していました。

お互いに「相手にわかってほしい」という気持ちばかりが強くなっていた

そんなふうに考えていた時に「モタさん」でお馴染みの斎藤茂太先生(精神科医・医学博士)の本を読みました。そこに書かれていた

心にたまったストレスがものの言い方をヘタにする

※齋藤茂太著 「ちょっとした言い方」が上手い人下手な人

この言葉は、育児と家事、夫への不満でささくれだっていた私の心に直球でガツンときました。

まさに私は心にたまったストレスをねじ曲げて夫にぶつけていただけじゃないかと!

縁があって結婚をして夫婦になりましたが 元々は別の人生を生きていた他人同士です。
どうやら私たちは子供が出来てからそれぞれの役割が決まってきて、お互いが相手に期待し過ぎていたんでしょうね。

結婚して親となり、いつしかお互いが
「パパとしてこうして欲しい」
「ママとしてこうあるべき」
「もっと自分の大変さをわかって欲しい」と思いをぶつけていたのです。

まさに売り言葉に買い言葉で夫婦喧嘩が絶えなかったことに今更ながら気がつきました。

こうしてできた、なつめ家の6つのルール!「家庭内別行動のススメ」

家族のために家事・育児を頑張るお母さん、家族のためにマイホームパパを頑張るお父さん。

夫婦がお互いに「人のために」自分の時間を犠牲にしているという思いと相手に対する期待が強すぎてしまっているからこそ、自分も辛くなるんですよね。

Sponsored Link

些細なことから夫婦喧嘩だってしたくなります。夫婦だってひとりになれる時間が必要なのです。

1日24時間を人のために使わない

※齋藤茂太著 「ちょっとした言い方」が上手い人下手な人

そこで、家庭内別居とまではいきませんが(笑)家庭内別行動もいいんじゃないかと。

夫婦関係をいつまでも新鮮に保つためには夫には夫の時間がそして私には私の時間が絶対に必要です。

夫とも何度も話合いを重ねた結果、新しい我が家のルールが出来上がりました。

なつめ家の6つのルール「家庭内別行動のススメ」

  1. 休日は夫を思う存分寝かせておく。
  2. 夫に頼ることなく子供と一緒に出かける。
  3. kouen_oyako

  4. 夫の趣味に口出ししない
    (ちなみに夫の趣味は競馬・パチンコです・・・)
  5. ママ友とのランチや女子会に行くことに罪悪感を感じない
    (ママだって楽しもう)
  6. nomikai_joshikai

  7. 疲れた時・体調が悪い時はお互い様、思いきって家事をサボっても文句を言わない
  8. 別行動の日も、できる限り夕飯は家族で一緒に食べる
    (家族の会話の時間を持つ)
  9. yakiniku_family

我が家は夫婦揃ってお酒が大好きなので夫婦でワイワイお酒を飲んだり、
子供が好きなテレビを見て家族で大爆笑したりしています。

別の空間を過ごした分だけ、夫婦の会話も弾みますよ。
そうすることでお互いリフレッシュ出来るし、自然と喧嘩も減ってきましたね。

夫もゆっくりひとり時間が持てた分、次の日の仕事を頑張ろうって気持ちになるみたいです。

夫婦は同志だし子供の親ではありますがその前にそれぞれ一人の人間なのですよね。
だから個々の時間や空間を大事にするのも必要なことなのだと私は思います。

なつめ家のその後はいかに?

そんな私たち夫婦ですが、今も喧嘩しそうになることはよくあります。

でも「一瞬心で考える」そうやってひと呼吸おいてみます。

老後はお洒落なカフェで2人でお茶をしたり、会話はなくても「あ・うん」の呼吸で会話が成り立つ
空気のような夫婦関係になりたいと夫と常々話しております。

その為には「夫婦お互いのプライベートは尊重して大事にする」
「個々の時間を楽しむ」
のもひとつの手かもしれませんよ。

我が家の新ルールはまだまだ始まったばかりで今度もどう変化するかわかりませんが
夫婦でルールについて話し合う機会も増えて、良かったかなと思っています。

夫は「家事を手伝ったら小遣いを上げて欲しい」と言っていますが、それは一旦保留です(笑)

夫婦喧嘩が絶えなかった夫との関係も以前よりは改善しつつあるんじゃないかなと感じています。

そんな私の最近の愛読書がこちらです。

ちょっとした言い方が上手い人下手な人

「ちょっとした言い方」が上手い人下手な人
斎藤茂太著
精神科医・医学博士
NHK「モタさんの“言葉”」でお馴染みの方です
新講社ワイド新書

自分に余裕がなくなりそうな時、「悪い妻」になりそうな時、読み返しては噛み締めています。

そして、今日も夫婦という長い旅のために1日1日を大切にしていこうと思います。

梅原なつめでした。
読んでくれてありがとうございます。

Sponsored Link

この記事を書いた人

梅原なつめ

梅原なつめ

総合商社勤務を経て、Webライターに転身。趣味は食べること飲むこと。 家事は手抜きをしても食べることへの探究心は惜しみません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ