年齢肌に悩む全ての人に捧ぐ!基礎化粧品お試し体験記
突然ですがクイズのお時間です。
一番最初が化粧水ってのはワカル、なんとなくワカル。でも、“水溶性”美容液って何ですか。美容液って種類あるんですか。水溶性じゃないと順番変わるんですか。そもそも美容液とクリームと乳液って何が違うんですか、ねぇねぇ。
ちなみに、オンラインで16人同時に回答するんですけど(制限時間20秒)、正解率30%くらいなのに全員バシバシ正答してるんですよ、わたし以外。プレイヤー、ほとんど男性なんですよ。何なの、みんな肌男なの?向井くんなの?
正解は、「化粧水→水溶性美容液→乳液→クリーム」の順でした。知るかぁ!(脳内台パン)
※台パン=筐体を叩くこと。故障の原因になるのでやめましょう。
だってわたし、干物ですもの。「男は黙ってサッポロビール」なら、「干物は黙ってオールインワン」。故に、こんな順番知らんのじゃー!覚える必要もなかったんじゃー!(脳内ちゃぶ台返し)
40歳から急速に失われていくもの=潤い(と髪の毛)は取り戻せるか
というわけで、今までわたしは黙ってコレ一本でした、はい。
「水の天使ゲル」(CoQ10配合)150g ¥3,619 ※約2ヶ月分…をチビチビ使って半年弱保たせる貧乏肌(笑)
化粧水、乳液、美容液、化粧(←しないけど)下地の役割を果たす多機能ジェル。洗顔後はコレだけなんです、嗚呼オールインワン万歳。コレは「水」主体なので、ベタつかずサラサラ快適…と言いたいところですが、それ故に保湿性がイマイチ物足りない感じ。でもって、もうすぐ切れそう、困った。
肌の老化自体は既に20代から始まっているそうですが、29→30歳の頃は全然実感も実害もなくて「ふーん」で終わってしまいました。が。39→40歳はなかなかにショッキング。いきなり髪の毛の抜け方が半端ないわ、肌はパサついて常時口まわりに白い粉を吹くわ。何らかのアポトーシス(必要な組織を護るために起こる細胞の自殺の事。これ豆な!)現象か、深刻な病気になってしまったのかと怯えたものです。いつもの整骨院の先生に相談したら「加齢」の一言でバッサリ斬られましたけどね。敵が「加齢」じゃ仕方ないよね、うん。
…だとブログ━━━━終了━━━━なので、もう少し足掻こうね、うん。
歳を重ねるごとにみるみる失われる、髪はさておき「潤い」を取り戻し、そして維持するために、今では「年齢肌」に注目したスキンケア商品が多々あります。ジェル使い切りを契機に、ここらでそっち方面にも目を向け検討しようではないか!…という事で本題です。
ここからかよ!前置き長ぇよ!(←仕様です)
完全無料でお試し!三大「年齢肌基礎化粧品」を肌上で闘わせてみた
トライアルセット=お試しサンプルの種類は数あれど、大体が500~1500円くらいの有料品が多く、内容の充実ぶりも様々。が、サンプル如きに払う金はないっ!(キリッ
という強い気持ちで「年齢肌」に的を絞り検索したら、あるじゃないですか、定番中の定番ブランド3社が無料サンプルを常時開放中。コスメ系のアンテナが死んでるわたしでも名前を知ってる大御所はさすが太っ腹です。
年齢肌一筋40年の伝統と神秘なる漢方の力「ドホモルンリンクル」
↑検索よけにわざとやってます。正式名称は「ホ」と「モ」を入れ替えて下さい(笑)
CMもガンガン放映中の(=SAI-SHUN-KAN ※わざと略)が誇る、年齢肌のトップブランド「ドホモルンリンクル」(以下「ドホモ」。SSKさんごめんなさい)。何でこんなけったいな名前なのかと常々思っていましたが…
名前に込められた意味はわかる。ラテン語・ドイツ語・英語を混ぜる意図がわからぬ。
1974年のデビュー以来、年齢肌だけを一途に追いかけ、改良を重ねてきたドホモシリーズ。ひと昔前には「勧誘の電話がしつこい」等の黒い噂も耳にしましたが、広報の仕方も改善されたようで今やお試しを躊躇する材料はありません。さぁ、見せてもらおうか、SSK軍のドホモシリーズの性能とやらを!(CV:シャア池田←誰)
※ぬいぐるみはセットに含まれておりません(以降同)
多っ!
オールインワンという怠惰に慣れきったわたしの意欲を根元から折るような、8種類のアイテム=8段階のお手入れ…ぐぬぬ(「メンドクサイ!」がログインしました)。
少し飛びましたが拡大写真(パンフレットより転載)。左から、1・化粧落しジェル/2・洗顔石鹸/3・泡の集中パック/4・保湿液/5・美活肌エキス/6・クリーム20/7・保護乳液/8・光対策素肌ドレスクリーム…って長ぇので、以降番号で表記します。特に4~7を「基本4点」とし、シリーズの肝として他社との差別化を図ってるように見受けられます。
取説もこれまた…多い…です…。肌に優しくても地球には優しくないな、ドホモ。
最大のウリは、この道40年のノウハウを活かした150種類もの天然原料と漢方の融合…と言われても、正直「ほぉ」としか返しようがない話。ならば聞いてみましょう、己の肌に。3日分のセットなのですが、節約して1週間試みました。
どのアイテムも(ケチって使ったにも関わらず)正直言って「これは凄い!」と感嘆せずにはいられませんでしたが、ドホモの本気を最も実感したのは5~6の流れ。何が起こったかというと、肌にすり込む過程で古い角質なのか不純物なのか、毎日洗顔しているのに垢みたいな物がポロポロと出てきたのです。さすがにこれは写真載せられません(笑)。
のコピーに偽りなしの満足感、ぐぅの音も出ない完成度を味わうことができましたが、ドホモの唯一にして最大の難点はとにかく値段が規格外に高いこと。基本4点だけでもフル容量(約2ヶ月)で3万5千円強、8点全て揃えたら6万5千円弱。
ほとんど家賃じゃないですか。こんなのねだられた日にゃ、旦那さんたまらんな!
特に3、5、6は単体で1万~1万4千円という凶悪な価格。それに見合った効果は実感できるにせよ、基礎化粧品でこの価格はあまり現実的とはいえません。しかし、使っている時のあの感動は非常に捨てがたい。一度使ったら二度と手放せなくなるかもしれない中毒性、という意味で「タチが悪い」と言わざるを得ないです。
濃厚なローヤルゼリーエキスで潤いを補完「薬用RJ3点セット」
製造元は…とでもしておきましょう(笑)。
左上・クレンジングクリーム/同下・ソープ/右上・美容液マスク(おまけ)/右下左・化粧水/同中・美容液/同右・保湿クリーム
一体何匹のミツバチさんから搾り取ったのか、全てのアイテムにこれでもかとローヤルゼリーを凝縮させたエキスを練り入れた、「保湿&美白」効果がウリの山田さん。
ローヤルゼリーをエキス化することで、保湿に不可欠なヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促し、さらにその持続効果はヒアルロン酸を上回……眠くなってきた。
肌質によって乾燥肌/脂性肌の2タイプから選べるフレキシブルさは高ポイント。わたしは前者をチョイスしました。お試し期間は嬉しいことに、他社より2日長い5日間。
さぁ、見せてもらおうk(略)。
モコモコに泡立ててムース状にしたミツバチ石鹸の肌触りはなかなか格別。(失敗続きで使い切って泡立ち撮れず…orz)
洗顔からのお手入れが3ステップというお手軽さに◎。通常サイズのトータル価格は計2万強。ドホモの後で若干麻痺しているので「お得」と言いたいところですが、まだまだ痛いです。
難点といえば(「乾燥肌」を選んだ故の実感かもしれませんが)、どのアイテムもややベタつき過多。しっとり感は充分あるのですが、外に出ても風のひと吹きで髪の毛が肌に張り付くのはちょっと鬱陶しいです。「脂性肌」はまた違うのでしょうか。
どなたかレポお願いします(丸投げ)。
高純度の金の力でリフトアップ一点集中「エンリッチリフト」シリーズ
専門の医師を監修に付けた「ドクターズコスメ」ブランドでは老舗の部類に入るのではないでしょうか、えーと…でいいや、こちらも3日間のお試し期間。
上段左・メイク落とし/同左・泡立てネット&金のリフトポーチ/下段左・アクアコラーゲンゲル/同中・洗顔ソープ/同右・BBクリーム
キタ━(゚∀゚)━!!干物の味方オールインワンゲルキタ━(゚∀゚)━!!
(クレンジングとBBクリームはまた余らせるとして)石鹸で洗ったら即ゲルという時短お手入れの年齢肌バージョン、待ってました!この時点で、もうかなり博士にぐいぐい傾いています。
この「ぷるるん!」と音に聞こえてきそうな瑞々しいテクスチャーがゲルの魅力。
博士がこのシリーズで特に力を注いでいるのは「ほうれい線」を代表とする憎き「たるみ」。自然の理である引力に逆らうとは、理系にあるまじきチャレンジです、いいぞもっとやれ。
そのためのキーワードが「金」(「かね」って読むとものすごくイヤラシイ感じがするので「きん」か「ゴールド」でお願いします)。純金にそんな効果があるとは知りませんでした。縁ないし。
純度99.99%の金箔を配合しているそうです。きめ細やかな泡が肌にいつまでも密着するので、しっかり洗い流すのにやや手こずりますが、洗い上がりはさっぱり。その後はゲルでリフトしておしまい。今までで一番楽だヒャッハー!
フルサイズのお値段は、ソープ+ゲル(120gの場合)で約1万2千円。クレンジングとBBクリームが各4千円弱。決して安くはないけれど、ゲルに8つの役割(化粧水・乳液・美容液・アイクリーム・クリーム・マッサージクリーム・パック・化粧下地)を担わせていることを考えれば若干のお得感があります(ちなみに単体で50g=5千円弱、120g=9千円弱)。
博士が他社に比べて抜きん出ていることといえば、小憎らしいまでの商いの上手さ。それは、年齢肌に限らず多彩な肌の悩みに手を広げているが故の引き出しの多さと、ポイント会員(登録無料)になることで割引など様々な恩恵に預かることができることです。
早速2000pt貰ったので、つい浮かれてお買い物をしてしまいました。
化粧水はいくらあってもいいと購入したところ、ミニボトル&サンプルパウチのサービスという心憎い演出。郵便受けには定期的にカタログが送られ、魅力的なラインナップに物欲を刺激されまくります、チクショウ。
まとめ・甲乙付けがたい三つ巴の闘い。あなたは何に重きを置きますか
ということでお疲れ様でした(皆さんもわたしも)。今までで一番長くなりました。
姑の小言のようにネチネチと。あ、うちのお姑さんのことじゃないですよ。つか、結婚してから一度も会ってないし。
各々の個性をわたしなりに一言でまとめると、「総合力」のドホモ、「保湿」の山田、「たるみ」の博士、といったところです。「年齢肌効果」という点ではドホモの圧勝ですが、経済的なリスクもまた圧勝なため、現時点では(というか多分永遠に)決して届かぬ高嶺の花。嗚呼。
ただ、今回の3社に共通する点はであること。様々な年齢肌の症状の中で一番改善したいものを軸に据え、またはコストを比較しながら、他社製品同士を単品でシャッフルするのもいいかもしれません。
例えばわたしはコスト重視なので、まず博士の多機能ゲルは決定。洗顔ソープは、博士より250円ほど安い山田さんと博士の金箔パワーの間で悩むところ。BBクリームは別になくてもいいのですが、もし買うならちょっと奮発してドホモのドレスクリーム(ドホモの中では比較的手が届く5千円台)をセコセコ使う、みたいなプランが理想的です。
選択肢はいくらあってもいいはず。様々なサンプルを渡り歩き比較検討を重ねていくうちに、肌が何を一番欲しているのか、「肌の声」が聞こえてくるかもしれません。
あ。そうそう、これは言っておかないと。
(n‘∀‘)η<あくまでも個人の感想です。ご了承下さい☆
この一言、大事。ではまた次回~♪