浮気の証拠をつかむ必要性

浮気の証拠は、確実に慰謝料を請求し、浮気した本人や浮気相手に反省を促すためにも必要なものです。

もし浮気をしたパートナーが浮気の事実を認めず、さらに慰謝料の支払いを拒否している場合でも、証拠があればより確実に慰謝料を支払わせることができます。

【言葉ではどうにでもごまかされてしまう】

当然ながら、浮気というのはなかなか形に残らないものです。

最初は浮気を素直に認めていたパートナーも、「慰謝料を請求される」「家族・親族に責められる」などして自分の立場が悪くなれば、証言を変えてしまうことも十分あり得ます。

慰謝料は浮気の程度によっても金額が変わることが多く、証拠がなければ請求できる金額もどんどん少なくなってしまいます。

【証拠は、早いうちに獲得すべき】

できればいますぐ、可能な限り早い段階で、証拠集めを開始しましょう。
自分の浮気がばれてないと信じているあいだ、パートナーは油断し、証拠になるようなものを残します。

しかし、あなたが警戒し始めたことを察知すれば、証拠を隠滅し始めるのです。

電話の着信やパソコンの履歴も、慎重に扱うようになるでしょう。

【証拠は浮気の規模・程度を本人に理解させる手段にもなる】

また、パートナーの反省を促すためにも証拠の提示は重要です。

浮気をする人間は、最初のうち罪悪感を抱いていても、どんどん慣れて浮気することに気後れしなくなってしまいます。

証拠をきちんと確保することは、パートナーがどんなふうに浮気をし、あなたに迷惑や心配をかけたのかを形として示すことにもなるのです。

なお、浮気を原因に離婚する場合には、さらに決定的な浮気の証拠が必要となります。

もしパートナー離婚を拒否していても、浮気の証拠があれば離婚の事由として認められるからです。

浮気の証拠は、どんなふうに浮気が行われていたかを表すものであり、それらを探すのはつらいことかもしれません。

ですが、最後には「自分自身を助けてくれるもの」になります。

冷静に、慎重に、そして確実に、浮気の証拠を獲得していきましょう。

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