盗聴対策/探偵はコンクリートマイクを見つけられる?

アパートの2階に住んでいるのですが、最近、床の下からコンコンという音が聞こえてきます。

電話で話していたり、テレビをつけたりすると決まって音がします。
ベッドへ移動しても同じように下から音がします。

下の階の人がやっているとしか思えないのですが、不思議なのはどうして私の行動が分かるのかということです。

色々調べてみたところ、コンクリートマイクというもので盗聴されることがあると知りました。
これはどのようなものなのですか?

コンクリートマイクは本来、水道管など壁に埋め込まれている配管の点検に使用されるものです。

医師が使う聴診器のイメージですね。
これを悪用し、盗聴がおこなわれることがあります。

コンクリートマイクは誰にでも使える?

コンクリートマイクは市場で数千円から数万円で販売されていますから、入手は簡単です。

そして高度な知識を必要としませんので、使うことも比較的容易です。
ただし、これを使って盗聴するには、条件が揃っていなければなりません。

あなたの部屋と接している場所であること、間にある壁がコンクリートのように密度の高い素材であること、などです。

そういった意味では、手に入れることが出来ても、環境が適さないと使用には向かないでしょう。

コンクリートマイクを使用した盗聴の一例です。⇒
コンクリートマイクによる隣家の盗聴 - 弁護士ドットコム

調査会社や探偵でコンクリートマイクを発見できる?

盗聴器の多くは受信者が離れたところにいて、電波によって音声を飛ばすタイプです。

しかしコンクリートマイクは電波を使用せず、受信者が耳をそばだてているのが特徴です。

そのため、電波を手がかりに盗聴器を探す方式の業者では、発見が困難です。

また、持ち運びが楽で痕跡が残りづらいため、証拠を集めることも大変です。

しかしプロの中には、疑わしい相手と同様にコンクリートマイクを使い、仮に相手がそれを使っていた場合のシミュレーションを行う人たちもいます。

コンクリートマイクは使用の証拠をつかむのは難しいでしょう。
プロの探偵でも、機材を駆使し、時間をかけ、時には張り込みをして発見に努めています。

あまり不審な出来事が続くようであれば、無料相談などを利用してプロを頼ってみてください。

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