ストーカー対策/無視しても大丈夫?
現在、ストーカーの被害にあっています。
ストーカー行為をしてくるのは以前の交際相手で、しょっちゅう復縁を迫るメールが送られてきます。多い時は1日数回です。
とはいえ、別れてからは実際に目の前にあらわれたこともありませんし、今のところ差し迫った危機感はないので無視を決め込んでいます。
友達にこの事を相談すると、「無視したことでストーカー行為がエスカレートしたらどうするの?」と指摘されました。
ストーカー対策として、相手から何をされても無視をするというのはよくないことなのでしょうか?
徹底した無視は、ストーカーへの基本的な対策法の一つではあります。
ただ、良い効果を発揮することもある反面、悪い影響を及ぼしてしまうこともありうるので、無視するか否かは慎重に決めなくてはなりません。
『無視』が有効かは性格によって違う
ストーカーも人間ですので、いろいろな性格の人がいます。
無視されたときの反応も大きく分けると次のようなパターンに分けられます。
- 相手への興味をなくし行為をやめる
- 別のターゲットに移る
- 逆上し行為をエスカレートさせる
行為をやめてくれる場合はいいのですが、そうでないときは無視したことによって状況が悪化してしまうことも考えられます。
相手がどういう反応に出るか予測することは難しいので、「徐々に連絡手段を狭めていく」ことで、相手の反応を推し量るという方法もあります。
『正しい無視の仕方』とは?
無視とは、より正確に言うと「相手との適切な距離を保つ」ということです。
ストーカーを無視するのは、適切な距離を保ち続けることによって「自分はこれ以上親密な距離には近づけないんだ」と相手に認識させることが目的です。
相手と争うことが目的ではないので、「これ以上何かされても一切無視します」などと宣言して相手を必要以上に刺激する必要はありません。
静かに、徐々に距離を置き、だんだん相手から遠ざかっていくのが正しい無視の仕方であると言えます。
今回の場合、メールアドレスを変えるか変えないか、ということころですが、しばらくはそのまま様子を見た方がいいかもしれません。
そのままストーカー行為がなくなれば万事解決。
タイミングを見計らってアドレスを変えてもいいでしょう。
もしメールがなくならなければ、すみやかに他の対策へと移行する必要があります。