待ち伏せの相談先を教えてください!
最近、知らない人に待ち伏せされているようです・・・。
仕事が終わり家に帰る際、仕事場の周辺で待っている不審者を見かけるようになりました。
後をつけられているような気配もあるので、自宅まで尾行されているのかもしれません。
今のところそれ以上の被害はありませんが、今後行為がエスカレートしていくのではないかと心配です。
待ち伏せの被害にあった時は、どんなところに相談したらいいのでしょうか?
待ち伏せの場合、どの程度危険が迫っているのか判断しづらいという問題があります。
危険を避けるためには、「先手を打った対処」を行なっていかなければなりません。
まずは警察(あるいは警視庁総合相談センター#9110)に相談しましょう。
全国警察相談窓口 電話番号はこちらをご覧下さい。⇒
ストーカー被害対策相談警察電話番号
「法テラス」でも相談できますが、やはり警察に相談するよう勧められるようです。
「待ち伏せ」は警察が動きにくい場合が多い
待ち伏せはストーカー規制法の対象となる行為ですので、まずは警察へ相談することから始めましょう。
しかし、警察に相談したからといって安心するのは大間違い。
警察にしてみれば、あなたが「誰かに待ち伏せされている気がする」と主張しているだけに過ぎません。
主張を裏付ける証拠がなければ、警察といえども積極的な行動はとれないのです。
まずは自分でできる防犯対策を
警察に相談しておけば、もし待ち伏せが何かの事件に発展したとしても事情説明などがスムーズにいきます。
防犯ブザーを携帯したり、職場の人に事情を伝えたりするなどして万が一の時に備えておくといいでしょう。
待ち伏せの動かぬ証拠を掴むには?
たとえば、「相手が待ち伏せのため、頻繁に周辺を訪れている」のを記録した映像などがあれば、「待ち伏せの被害にあっている」という確かな証拠になります。
個人の力でこうした証拠を手に入れるのは困難ですが、探偵に依頼するという方法もあります。
待ち伏せ行為の証拠があれば、「行為をやめないと訴える」と相手に伝えることもできますし、警察の積極的な行動を促すこともできます。
警察に相談してもなかなか状況が変わらない、という場合には、探偵への相談をおすすめしています。
待ち伏せそのものは実害がなくとも、気分がよくありませんし、他の犯罪へと繋がっていく可能性もあります。
危険度がそれほど高くない内に適切な対処を取ることが大切なのです。