投資詐欺の手口
以前から投資に興味を抱いていたのですが、訪問でかなり配当のいい投資会社への投資を勧められました。
少額ならと思い投資をしてみると、配当金がしっかり入ってくるので、調子に乗ってどんどん投資額を増やしてしまいました。
しかし、急に配当金が入らなくなり、問い合わせをしたところ、まったく連絡がとれなくなってしまったのです。
やはり私は投資詐欺に騙されてしまったのでしょうか?
今回のようなケースの場合、投資詐欺の可能性が非常に高いです。
少額投資の時点ではしっかりと配当金を出しておき、その気にさせてから徐々に配当金を減らしていったり、急に入金をしなくなったりといった手口は、典型的な投資詐欺といえます。
まずは信用をさせてくるパターンが多い
いきなり儲け話をもちかけられても、普通はそうそう信用できるものではありません。
しかし、信用を得るために最初だけは配当金を支払ってくるパターンは非常に多いのです。
そして、確実に儲かる仕組みになっているという話を信じ込ませます。
今回もそのような投資詐欺の可能性が強く、今後も連絡が取れないかもしれません。
未公開株や不動産、さまざまな投資詐欺が横行
現在、さまざまな投資対象を使っての詐欺が横行しています。
未公開株や不動産への投資を勧めてきたり、優良な投資ファンドを装って近づいてきたりします。
他にも競馬や競輪等のギャンブル必勝法などと謳って、投資を誘引する詐欺もあるのです。
主にターゲットとされるのが、その手の専門知識がない方や、高齢者。
騙されていることに気付かずに、どんどん投資額が増えていってしまうことから、被害額は非常に高額となってしまいます。
投資詐欺の手口と種類に関してはこちらのサイトをご覧下さい。⇒
投資詐欺の具体例と被害を未然に防ぐ方法。うまい儲け話には要注意!
騙されてしまったときは相談を
投資詐欺の手口にひっかかってしまったときに、相手からお金を取り戻すには相手の身元を特定する必要があります。
もちろん警察に相談し、場合によっては被害届を出すことが第一ですが、国民生活センター・消費生活センターなどへの相談もお勧めします。
金融庁金融サービス利用者相談室に相談することも有効です。
投資詐欺のような被害は、少しでもヒントになる手掛かりがあれば、そこから相手を特定することも不可能ではありません。
しかし、一度逃げられてしまうと手掛かりをまったく残していないことも多いので、少しでもおかしいと感じたら被害にあう前に相談するのもひとつの方法です。
すでに被害例などが出ているかもしれません。