自社の評判調査をするなら
インターネットの普及により、自社にどのような評判があるのかを調査し、風評や悪意のある噂を早期に発見することが、今までに増して重要な時代になっています。
その際に力を発揮するのが、外部の業者による調査です。
第三者的な視点で調べることで、客観的にみた自社の姿がわかります。
インターネットの悪評対策を行うIT企業がある
企業の噂の出処として、最も大きな存在となっているのがインターネットです。
最近は、WEBマーケティングに関するコンサルティング会社が、掲示板や口コミサイトなどに書き込まれている会社の評判をリサーチするサービスを行っています。
また、こういった会社では、根拠のない悪評が書き込まれていたときの削除要請など、噂を拡散させないための対策についてアドバイスしたり、評判調査の結果を踏まえ、イメージを高めるための広報活動のコンサルティングを合わせて行っている会社もあるようです。
信用調査会社で他社との比較、市場調査
会社の財務状況など信用調査を得意とする調査会社も候補となります。
有名なところでは、「帝国データバンク」「東京商工リサーチ」があります。
信用調査会社では、直接的に噂や風評を調査する業務ではなく、自社が市場でどのように評価されているか、ということを客観的に調べる業務を行っています。
たとえば、自社の特定の商品、サービスについての顧客満足度調査、自社の商品と同業他社の商品の売上を比較する業界調査等です。
調査会社は、顧客や他社にアンケートを行う手法で調査を行っており、数字などの客観データが盛り込まれたレポートを作成しています。
探偵は聞き込みでリアルな声を探る
評判や噂は、人の声の集積です。
会社に関連する一人一人の声を詳細に調査できる業者として、探偵・興信所が挙げられます。
探偵の調査手法の一つが聞き取りです。
取引先に自社の業務や信用状態などがどのように評価されているか、あるいは「ブラック企業」のように、求職者の間で会社の悪い噂が立っていないか等を、聞き取り調査によって探っていきます。
また、多くの探偵事務所では、聞き取り調査のほかに、ネット上の風評について調べる業務も行っています。
これらを総合することにより、さまざまな角度から会社の評判を調査しているのです。