ラブホテルの防犯カメラは証拠になる？

防犯カメラを見ることは不可能

社会一般の認識として、男女がラブホテルに入る時には性的関係を結ぶときです。

ラブホテルに入る瞬間の映像を手に入れ、その映像に人物を特定できるほどにはっきりとご主人と浮気相手の顔が写っていたならば、それは不貞行為の証拠になり得るものです。

しかし、その映像を入手するためにラブホテルの防犯カメラを頼ろうとするのは難しいでしょう。

ラブホテルの防犯カメラというものは、ラブホテルの駐車場で車上荒らしや何らかの犯罪が行われた、ラブホテル内（室内は除く）で犯罪が起こった場合等に、警察の要請によって映像を提供するために撮影しているものなのです。

閲覧できない理由はこんなところにも

したがって、ご主人が浮気をしていたから見せてほしいとラブホテルやラブホテルの防犯映像を管理している組合に頼み込でも許可されない場合がほとんどでしょう。

その防犯カメラにはご主人と浮気相手以外にも多くの人が写っており、安易に閲覧をゆるせばプライバシー問題に発展しかねません。

しかも、ラブホテルと言う場所柄、その場所にいたことを知られたくないと思っている人もたくさん写っているのです。

もしラブホテルが一般人に映像を見せたことが噂となれば、ラブホテルの経営にも響きます。

奥様がいくら事情を説明して閲覧を申請したとしても、公開することは管理組合やラブホテル側にとってあまりにリスクが大きいことなのです。

したがって、興信所に依頼してご主人がラブホテルを利用する現場を押さえてもらうのが最もよい方法ではないでしょうか。