結婚調査の内容は？
２８歳になる息子が、結婚を考えているようです。
相手は大学時代の後輩ということですが、念のために身元調査を行いたいと思っています。
興信所に依頼した場合、どのようなことを調べてもらえるのでしょうか？
現在はインターネットやメール、ＳＮＳなど通信の手段が発達し、合コンやお見合いパーティなど、出会いの場も増えています。
その分、結婚相手がどのような人物か、当人同士にしかわからないという面がありますね。
興信所では「結婚調査」といって、本人や相手に気付かれずに行われる身元調査があります。
依頼者が相手について知っている情報を元に、尾行や聞き込みによって調査を進めていきます。
結婚前調査で調べられること
興信所では、基本的に「本人が言っている内容に嘘はないか」「隠している事実はないか」の確認をします。
調査を進めていくと以下のようなこともわかります。
- 実家の家庭環境（どのような親にどんな風に育てられたか）
- 交友関係や趣味
- 勤務先の経営状態（自営業の場合の経営状態）
- 他に交際相手がいないか
- 離婚歴や子どもの有無
- 離婚していた場合の離婚理由
- 堕胎の経験はないか
- 金銭トラブルを抱えていないか、また過去にトラブルを起こしていないか
- 相手の実家が自営業の場合の経営状態
- 相手の親戚にトラブルはないか
２人で乗り越えられる問題も
たとえ結婚前調査で何か問題が見つかっても、当人同士、またお互いの両親を交えた場で将来のことをしっかり話し合い、それぞれの認識を合わせることで乗り越えられることもあります。
頭ごなしに反対ばかりしていては、かえって反感を買い、話が余計こじれてしまう可能性もありますね。
大切なのはお子さんの幸せ
「まだまだ子どもだと思っていたのに」と考えるのは、親としては当然の気持ちです。
しかし、いちばん大切なのはお子さんの幸せ。
相手の人物像や２人の相性をしっかり見極めて、「この２人なら大丈夫」という自信が持てるようなら、遠くから見守り、必要なときには手を差し伸べる「親の目線」で、２人を応援してあげましょう。
