結婚調査の費用
親にとって、子どもの結婚は自分のことよりも大きな問題です。
結婚を考える相手については十分に知り、結婚後のさまざまなリスクを避けて欲しいと思うのは当然の親心です。
しかし、「他人」である結婚相手について調べることは、簡単なことではありません。
そこで、「探偵を利用しての調査」という方法があることも知っておきましょう。
探偵に支払う費用は、どの程度情報が揃っているか、調べやすいかによって異なりますし、また、探偵社によっても料金システムの違いで差が出ます。
ここではだいたいの相場をご案内致しますので、参考にしてください。
結婚調査の費用の相場は12~27万程度
結婚調査として、ひとりの人物を調査する際、だいたい1日5時間×3日間程度をかけます。
ただし、「平日」「土日」それぞれの行動パターンがある程度決まっている場合の、最低限の期間として考えたほうがよいでしょう。
費用は12万円から27万円程度。
移動距離や、聞き込み調査の有無などによって費用は変動します。
もし一週間程度かかりそうであれば、50万円前後を考えたほうがよいでしょう。
結婚調査の費用は「節約」できる場合が多い
ここで、「人探し」の費用と結婚調査の費用を比較してみましょう。
人探しは一週間で、15~150万円の費用を見込む必要があります。
結婚調査よりも、全体的に高いのはなぜでしょうか。
これは「事前に用意できる情報量の違い」ことが大きな理由になっています。
人探しは「いない人間」についての情報を必要としているので、情報を集めるにも大きな制約が伴います。
しかし、「結婚調査」の場合、自身の子どもがある程度の情報を得ています。
苦労しなくても、住所や勤務先を知ることができるでしょう。
十分な情報があれば探偵の調査も簡単になり、費用は大きく節約できます。
娘・息子の協力が得られない場合
この業界をよく知る私としては、結婚調査は「結婚準備のひとつ」として考えて欲しい、できれば多くの方々に行って欲しい調査です。
実際、結婚後のトラブルを激減させることができるからです。
ですが、中には「子どもに知られずに子どもの結婚相手を調査したい」「娘・息子は結婚調査に抵抗があり、協力は望めない」という場合もあると思います。
このような場合には、「一切を内緒にして調査してしまう」のもひとつの方法です。
探偵は秘密を厳守し、親子の関係に影響を及ぼすようなことはありません。