父親が借金して蒸発!探し方が知りたい
私の父がある日突然、多額の借金を残して蒸発してしまいました。
私たち家族を苦しめた父ではありますが、行方知れずのままほおってはおけません。
「自殺」という言葉も頭をよぎりますし、なんとか早く見つけたいのですが、どうすれば見つかるのでしょうか。
まず、警察署に捜索願を提出しましょう。
これにより発見された場合、本人に捜索願が出されていることが告げられます。
しかし、捜索される本人がこれを取り下げることができる場合があるのです。
つまり、その時点で警察署は失踪者捜索の義務を終えてしまうのです。
いずれにせよ、警察の力で解決できず継続して人探しを行うのであれば、人探しのプロである探偵が頼みの綱となります。
自ら姿を消した人物を探し出せる確率は低い
行方不明の理由として「家出」「蒸発」「失踪」などが挙げられます。
このうち、理由が分からず行方不明になるのが「蒸発」、何らかの理由があって行方不明になるのが「失踪」と呼ばれます。
双方に共通するのは、故意に姿を消したということです。
行方不明者が意思を持って蒸発や失踪をした場合には、プロである探偵でも発見できる確率は高くありません。
しかし、メモや知人への聞き込みなど、わずかな手がかりをもとに捜索が成功した事例もあります。
事例1.借金を理由に失踪していた子を発見
依頼者は母親。
荷物も持たずに子どもが突然失踪しました。
頼れる知人等もないことから、探偵に依頼することに。
家族が自宅及び友好関係から手がかりを発見し、これを元に探偵が捜索を開始。
およそ半月後、アルバイト先を突き止め、実家へ連れ戻すことができました。
借金の理由は女性関係で、家族に告白できず家を飛び出したそうです。
事例2.借金苦で逃げた車中生活中の父親を発見
まさに質問者のケースに近いものです。
車を使用しての失踪であったため、目撃情報が重視されました。
しかし、警察の捜査ではなかなか発見されず、自殺を心配した妻が探偵に依頼。
過去の行動パターンや、車、ドライブの趣味などを分析し、数か所を特定して捜査。
結果、そのうちの1か所にて車中生活をしているところを発見することができました。
「人探し」はとても難しい依頼です。
探偵には警察のような大規模な捜査もできません。
しかし、ご家族からの情報提供などの協力を通じて、警察にはできない微妙な捜査ができるのも事実です。