蒸発した友人が見つかるケースはあるの?
40代の男性です。
親しかった友人が行方不明になってしまいました。
経営していた会社が倒産したからだと思いますが、自殺してしまったのではないかと思うと気が気ではありません。
自分ではどうすれば見つかるのかわからないので、友人を探す方法を教えてください。
自殺を考えると本当に心配ですね。
まずはご友人の家族に依頼して、警察に捜索願を出しましょう。
親族や配偶者からの提出でなければ受理されません。
しかし、事件性がなければ警察は積極的に動いてくれませんので、自分たちでもできる限りのことをしたいものです。
自分達でできる人探しの方法
人探しの専門家ではない一般の方でも、できることはいくつもあります。
- 本人が残した手がかりから行動をたどる
- 本人が立ち寄りそうな場所でビラを配る
- 古い友人などに聞き込みをする
- インターネットを利用する
- 新聞の尋ね人欄を利用する
携帯電話の通話履歴などは、第三者が簡単に見られるものではないのですが、たとえばPASMOやSuicaなどの交通系ICカードなどは残していませんか?
それまでに利用した履歴からある程度の行動範囲が分かり、自宅や会社以外に頻繁に立ち寄っている場所があるかもしれません。
主要な駅や飲食店など、本人が立ち寄りそうな場所で写真入りのビラを配ります。
派出所にもお願いして掲示板に貼ってもらいましょう。
幼馴染や古い友人、遠方に住む親せきなどに何か相談しているかもしれません。
もし連絡がつくようなら、聞いてみるといいでしょう。
TwitterやフェイスブックなどのSNS、ネットの行方不明人掲示板などで情報を募るのもひとつの方法です。
個人情報を載せることになるので、必ずご家族の了解を得てからにしましょう。
古い方法だと思われるかもしれませんが、携帯やインターネットがすぐ見られない環境にある人は意外に多いものです。
新聞の尋ね人欄は「たまたま目に入る」可能性が高いです。
難しい場合は調査会社を利用する方法も
これまでにお伝えした方法は、比較的簡単に始められますが、素人がやろうとすると、時間がかかってしまうのが難点です。
ご自分の仕事や日常生活の合間をぬって、となると、その負担はさらに大きいものになります。
金銭的な負担は増えますが、探偵や調査会社を利用すると、より迅速に見つかるケースもあります。
大切なお友達が、少しでも早く見つかることをお祈りします。