婚約者の実家に借金があるか知りたい

お見合い結婚は、お互いの両親を交えた上で結婚を決めるため、お互いの家族の内情が明白になっていることが多いかもしれません。

その一方で、本人同士が恋愛をして結婚を決めた場合、実家の内情は本人たちになかなか伝わらず、結婚後にやっと相手の実家のことがわかった・・・などということも多いでしょう。

しかし、できれば結婚前に、お互いの実家についてもさまざまなことを確認しておきたいもの。

特に金銭的な事情が気になるのは当然のことです。
では、結婚前に婚約者の実家の借金を調べることはできるのでしょうか。

家族の借金・簡単チェック

家族といえども、第三者が借金を調べることに限界はありますが、できる限りの情報は収集しましょう。
借金のある・なしを知るための簡単なチェック方法を紹介します。

  1. 知らない人から電話が多くかかってくる

    親戚でも友人でもない、知らない人からの電話が頻繁にあると、それは貸金業者からの取り立ての電話の可能性があります。
    貸金業者はプライバシーを保護するために、個人名で電話をかけてくるのです。

  2. 知らない会社、個人からの郵便物が多い

    特に「親展」と書かれた郵便物が多いのなら、要注意です。
    貸金業者からの催促状や、利用中のローンの明細書の可能性があります。
    郵便物が頻繁なら、催促状の可能性が高いです。

貸金業者はプライバシーを守る

貸金業者に借金の問い合わせをしても、家族であっても情報を得ることはできません。
例外として、実印を押印した委任状や個人情報開示申請書を提示して、郵送料、調査費を支払えば、情報を得ることができます。

しかし、代理人からの情報開示の請求があったことを本人に確認するため、本人に黙って情報を得ることはできません。

信用情報機関に関しても同じであり、本人に黙って情報を開示することは無理なことなのです。

婚約者本人が誠実な人であっても、その親御さんがギャンブルなどで作った借金があったり、以前に事業で失敗をしたために、借金を抱えているケースもあります。

その借金を親戚のお世話になって清算していた経験があったり、いまだギャンブルから足を洗えずにいたりと、結婚する当事者同士では、どうにもならない問題もあるのです。

金銭においてのトラブルは、相手との信用問題や実際の生活に関わることであるため、慎重にならざるを得ません。
調査に対するプロに依頼するのも、手段のひとつと言えるでしょう。

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