探偵Q&A／怪しいイメージしかなくて依頼するか迷っています…
探偵に調査依頼するかどうか迷っています。
はっきり言って、探偵に対して怪しい業者というイメージを強く持っています。
でも人物について調査してくれる業者はほかには思いつかないし・・・。
探偵は本当に、「調査のプロ」といって良い存在なのでしょうか。
怪しい業者ではないのでしょうか。
探偵が「怪しい」という声は確かによく聞きます。
その理由には、調査の方法があまり知られておらず、「企業秘密」となっていることもあると思われます。
調査方針、手法をできるかぎり契約前に聞き取って、不信感を払拭してから依頼したいものです。
探偵の商売道具はブラックボックスの中
探偵は普通の人では簡単につかめない情報を、独自の手法とネットワークを使って調べます。
そのことが、詳細で精度の高い調査結果、ひいては探偵への信頼につながります。
しかし、その調査手法が見えないことで「怪しい」とのイメージが持たれているのも事実です。
探偵が日常業務として行う尾行・張り込みなどの調査は、探偵業法にも規定され、それ自体は違法ではありませんが、各種のデータを使った調査手法は、いわば「企業秘密」の部分です。
探偵が違法に情報を収集する事例が発生していることもあり「本当に頼んで大丈夫なのだろうか」と不安になる気持ちはわかります。
「怪しさ」を払拭する依頼者への説明
調査手法の違法性については、探偵もその怖さを身にしみて知っています。
刑事事件として罰されることはもちろん、調査相手から損害賠償請求を受けたり、証拠が裁判で採用されないなどのリスクと隣り合わせです。
さらに、２００７年の探偵業法の施行から、探偵業への監視の目は厳しくなっています。
調査の適法性については微妙な判断を伴うこともあります。
良い探偵は、調査の法律的リスクを常に考え、探偵の調査によって自身だけではなく依頼者が不利益となることのないように細心の注意を払っています。
探偵に依頼する際は、あらかじめ契約前にどのような調査を行うのかを聞いておきましょう。
すべてを明かしてくれることはないと思いますが、探偵業務をできるだけわかりやすく、詳細に説明しようとする姿勢、法律リスクに関する意識の高さなどを見ておきましょう。
