探偵費用Q&A/途中でキャンセルすると違約金は発生しますか?
探偵に依頼してしっかり調査してほしいことがあり、いま自分でいろいろと調べています。
念のため、調査の途中でキャンセルする場合のことを知りたいのですが、その場合探偵に対して支払う「違約金」(キャンセル料、解約金)は発生するのでしょうか。
探偵に依頼する調査はとてもデリケートな内容のもので、場合によっては途中解約もあり得ることです。
また、突然状況が急展開を迎えることもあり、途中解約についてはしっかりと知っておいたほうがいいでしょう。
違約金(キャンセル料、解約金など、呼び方はさまざまあり)の相場は「全料金の20%程度」と言われていますが、探偵社によって設定が異なるため、必ず契約前の確認が必要です。
調査前であっても解約金が発生する場合もある
調査の契約後には次のような段階があります。
- 契約したが、調査は開始されていない(調査開始前)
- 契約し、調査が開始されている(調査開始後)
調査開始前の解約であれば、違約金は発生せず、先払いであった場合すべての費用が戻ってくる・・・と考えたいところですが、これは探偵社によって設定が異なります。
調査が開始されていなくても、調査の準備や事務的な手続きが進んでいる場合がありますので、不当とは言えません。
一定の解約金は発生してしまうものと考えたほうがよいでしょう。
とはいえ、違約金が「全料金の100%」(返金なし)という探偵社については、あまりにも相場とかけ離れています。
違法性が高いと考えてください。
調査開始後は「調査時間に応じる」が妥当
「調査開始後の解約は、料金の100%(全額)を支払う」という探偵社もありますが、基本的には、調査の時間に応じて計算されるべきものです。
ただし、この計算方法は探偵社独自のものですし、契約の段階でこの条件を提示されていれば、後になって条件の撤回を求めるのは非常に難しくなります。
これらの解約条件は、必ず契約書に記載されています。
「契約書には書いてあったが、よく読んでいなかった」という言い訳はできないのです。
ご自身が依頼契約を結ぶ際は、必ず解約と解約金、返金などについてよく読み、承諾できる条件であれば契約を結ぶようにしましょう。
こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒ 探偵社、興信所を キャンセルした時の違約金