縁談が来たらまず確認したいこと
妻の親戚から、28歳の娘に縁談が来ました。
娘もそろそろ結婚を考えてもいい頃ですし、写真や身上書を見る限り特に気になる点もありません。
一度お見合いをさせてみようかと考えてみますが、どんな点に気を付けて、縁談を受けるかどうかの判断をすればいいのでしょう?
お見合いの話は世話人が持ってくるものであり、相手の情報として受け取ることができるのは「写真」と「身上書」です。
「身上書」は情報量も多く、それを読むだけでは「ある程度、身元のしっかりした人」と考えがちですが、身上書に表れない点で何か不都合があるかもしれません。
縁談を受けるかどうか・10の判断基準
まず、次の判断基準で相手のことを判断してみましょう。
- 身上書の内容(学歴や生い立ち、勤務先など)に偽りはないか
- 実家が自営業の場合、経営状態に問題はないか
- 勤務態度はまじめか
- 人柄や友人関係はどうか
- 健康面に不安はないか
- 酒癖などに問題はないか
- ギャンブル癖はないか
- 金銭トラブルは抱えていないか
- 他に交際相手はいないか
- 離婚歴がある場合、その原因はどのようなものだったか
それぞれ、ある程度世話人や知人を通じて確認することができるものです。
あいまいな点はしっかりと本人に尋ねてきてもらうようにしましょう。
お見合いで大切なのは当人同士の相性
「お見合い」というと古めかしいイメージもありますが、「出会いのチャンス」「恋愛の駆け引きが要らない」「結婚までのスピードが速い」など、仕事に忙しい現代の若者にとってのメリットもたくさんあります。
また、お互いの家族の顔が見えやすい点も、親としては安心できます。
しかし何より大切なのは、やはり当人同士の相性。
会ってみてお互いが好印象を持つことができれば、それは何よりの判断材料となるでしょう。
重要なのはお見合いの後にその人を知ること
よく理解していただきたいのは、お互いをより知ることができるのは「お見合い後の交際」だということです。
この時点で、隠しごとはないか、やましいことはないか、相手をしっかり見極める必要があります。
また、お付き合いすることが決まったら、ぜひご両親もお相手に会ってみることをお勧めします。
本人同士のやりとりがもっとも重要ではありますが、結婚すればあなたにとっても息子となる存在。
ご自分の目でもどんな相手か確かめ、お嬢さんの人生を託すのに十分な相手か見極めてください。