離婚後の仕事復帰
夫の浮気が原因で夫婦関係はもうズタズタ。
離婚を考えていますが、専業主婦で貯金もあまりありません。
離婚した後の生活を考えると、今すぐに別れるのは難しいと思うので、「まずは仕事探しから」と思っています。
まだ小さい子どもがいますが、子育てしながら仕事復帰することはできるんでしょうか？
子育てと仕事を両立するのはとても難しいこと。
その上、離婚してシングルマザーになるとすればなおさら。
不安に思うのも無理はありません。
自ら働いて子どもを育てるために大切なのは、「計画性」です。
離婚したら、これまで夫婦で分担してきたことも全て自分でこなさなくてはなりません。
事前によく計画を立てて仕事探しに臨みましょう。
仕事に求める「条件」を整理する
仕事探しを始める前に、まずは仕事に求める条件を絞り込む必要があります。
- 最低限、必要な給与はいくらか？
- 子育てと両立できる勤務時間は？
- 育児サポートは充実しているか？
といったように、必要な条件をひとつひとつ挙げていきましょう。
気をつけないといけないのは、条件を増やしすぎると、職場探しが難しくなるということです。
すべての希望を満たす「理想の職場」はなかなかないもの。
最低限の条件である程度折り合いをつけるのがベストです。
育児をどうするのか考える
仕事探しと平行してやらなければならないのが、子育ての方法を考えることです。
離婚を機に引っ越すのなら、新しい保育園や幼稚園を探す必要も出てきます。
お子さんを保育施設に送り迎えするための時間も、勤務時間と合わせて考えなくてはなりません。
実家の両親や友人、知人、地域の母子自立支援員など、急な仕事や病気になったときに子どもの世話を頼める人がそばにいると安心できるでしょう。
シングルマザーの就労支援制度を利用する
現在、シングルマザーの就労を支援するための取り組みが様々なところで行われています。
【母子家庭支援】知らないと損をするシングルマザーの支援制度を参考にしてみると良いでしょう。
代表的なものとしては、女性の子育てと仕事の両立を助けるマザーズハローワーク・マザーズコーナーがあります。
ハローワーク内にキッズスペースが設けられており、お子さんを連れて仕事探しに行くこともできます。
求人だけでなく、保育所などの情報提供も受けられます。
こうした施設を積極的に活用して、かしこく仕事と子育ての両立を目指しましょう。
母子手当などもあります。母子手当ては誰でももらえますか？も参考にしてください。
