離婚届 注意点は?
ご主人が浮気をして、離婚をする場合様々な手続きが必要になります。
その中の一つに離婚届の提出があります。
離婚届は記入事項が多く書き間違えることが多いので丁寧に記入する必要があります。
ここでは、記入・提出する際の注意点をご説明しますね。
離婚届を書く前に注意したいこと
まずは、書く筆記用具からご説明しましょう。
使用が認められているのは、黒インクか黒ボールペンです。
最近流行している消せるボールペンは使用しないでください。
そして、印鑑は朱肉を使用するタイプを使用してください。
間違えた際は、修正ペンで消さずに必ず二重線を引いてから訂正印を押しましょう。
また、離婚届には、離婚後、どの姓を名乗るのか、子供の親権をどちらが取るのか、を記入する項目があります。
これらは重要事項ですし、離婚の際の大きな論点です。
例えば奥様が結婚後ご主人の姓を名乗っていた場合は、離婚後に名乗る姓と入る戸籍を決めなければなりません。
いざ記入する、という時にもめてしまうことのないよう、前もって決めておきましょう。
離婚届のここが間違いやすい
記入する際に、多くの人が間違えるのが氏名です。
現在の結婚中の氏名を書かなければならないのですが、奥様が旧姓を書いてしまうというケースが多く見受けられます。
そして意外と間違いが多いのが住所です。
きちんと県、市町村、などの行政区も省略しないで書きましょう。
省略されていると受理されません。
続き柄も間違えやすい項目です。
続き柄とは、長男、長女などの事を指します。
記入方法は「長男・長女、二男・二女、三男・三女」という戸籍に書かれている通りの漢字でなければなりません。
次男、次女と書いてしまう誤りが多いので注意が必要です。
離婚届を提出する前に注意!
もし、浮気などでどちらかに慰謝料の支払いが発生する場合は注意が必要です。
離婚届の提出前になんらかの形で確約をもらっておきましょう。
口頭ですとあとで問題になりますので、書面などで残すことをオススメします。