離婚届 その他必要な書類はある?

離婚届を提出する際には、離婚届以外にも書類が必要になるケースがあります。

折角離婚が成立しようとするときに書類不備により離婚が成立しないという事態は避けたいところですね。

そこで、離婚届を提出する際に必要な書類を、離婚のパターン別にご紹介します。

パターン別離婚届を提出する際の必要書類

離婚には大きく分けて2つの種類があります。
それぞれ必要なものが異なりますので注意しましょう。

  1. 協議離婚

    協議離婚とは、話し合いで離婚が成立する離婚方法です。

    離婚届と本人確認書類が必要になります。
    本人確認書類とは、有効期限内の運転免許証やパスポートなどです。

    協議離婚の場合は20歳以上の2名の保証人に署名捺印してもらわなければなりません。
    協力してくれる方を探しておきましょう。

  2. 裁判離婚

    裁判離婚とは、話し合いではなく裁判所に介入してもらい離婚が成立する方法です。

    判決離婚・調停離婚・審判離婚の3種類があります。
    これらの場合は、本人確認書類は不要です。

    判決離婚とは、離婚するか否かを裁判で争いその判決に従って離婚することを言います。

    その際に必要なのは、判決の謄本と確定証明書が1通ずつです。

    調停離婚とは、裁判ではなく裁判所で、調停員を交えての話し合いを行い離婚することを言います。

    離婚届以外に、調停調書の謄本が1通必要です。

    審判離婚とは調停員が一生懸命双方の話を聞き、離婚に向けて努力をするも離婚が成立しない場合に、家庭裁判所が調停員の意見を聞いて、強制的に離婚を成立させる方法です。

    離婚届以外に審判書の謄本と確定証明書が1通ずつ必要です。

  3. その他、必要になる書類

    本籍地以外で離婚届を提出する場合にはこれらの書類の他に戸籍謄本が必要です。

    また国民健康保険に加入している場合は、健康保険証が必要になります。健康保険の手続きも行わなければなりませんので注意が必要です。

    また、離婚と共にどちらかが転居をする場合は、転出届も同時に提出するとスムーズです。

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