離婚カウンセラーor行政書士|どっちに相談する?
数ヶ月前、同性の親友から、思いもよらぬ情報を聞きました。
それは、うちの夫が浮気をしている現場に遭遇したと言うものです。
予想もしなかった話だったので、最初はすぐに信じることができませんでしたが、信頼している友人からの話だったので、恐らく間違いありません。
子供がいるにもかかわらず他の女性とホテルに入っただなんて、許せません!
浮気相手にも、そして夫にも、きっちり慰謝料を払ってもらおうと考えています。
離婚カウンセラーか行政書士、どちらへの相談がより有効となるのでしょうか?
相談は、離婚カウンセラーに行ってください。
専門分野として業務を運営しているので、より詳細なアドバイスがもらえることでしょう。
また、そもそも行政書士は離婚相談に対応することができません。
離婚裁判へ向けて
まず、浮気をした事実を表す物的証拠を揃えましょう。
あなた個人で確証の得られるものではなく、中立の立場である裁判官から見ても分かるものを選びましょう。
しかし、そういったものを素人が揃えようとすると、感付かれる危険性が伴います。
専門知識を備えた、第三者機関に依頼するとより確実です。
行政書士は離婚相談に適しません
ご相談内容に挙げられている行政書士に関しては、おすすめできません。
行政書士法11条では、「行政書士は、正当な事由がある場合でなければ、依頼を拒むことができない」と定められています。
ところが、浮気相談に関してはこれが適用されないのです。
なぜなら、あくまで仕事内容は、行政官庁へ定型的な文書の代書を行うという分野に限られるからです。
離婚カウンセラーに依頼しましょう
その点離婚カウンセラーは、裁判までの流れや証拠の押さえ方、精神面の相談など、専門性を要することにも豊富な知識を持って親身に対応してくれます。
もちろん行政書士であっても、離婚カウンセラーを兼業して業務を展開している場合であれば、問題ありません。