迷惑メールの犯人特定/逆探知で相手を特定するには?
パソコンへの迷惑メールの場合、非通知電話とは違ってメールアドレスを知ることができます。
なんとか迷惑メールをやめさせようと、そこに返信をしているようでは相手を喜ばせるだけかもしれません。
迷惑メールを送りつける理由の中には、受け取り側の反応を楽しみたいといった趣旨もこめられているのです。
では、迷惑メール解決のために、メールアドレスから個人を逆探知することは果たして可能なのでしょうか。
「ヘッダ情報」は見えるが個人は特定できない
どのメールにもいえることなのですが、送られてきたメールには迷惑メールであろうとヘッダ情報という通常では見えない情報が記載されています。
ちょっとした知識さえあれば、このヘッダ情報を見ることは不可能ではありません。
ヘッダ情報には、メールアドレスの他IPアドレスやドメイン名が記載されています。
少し難しい言葉が出てきてしまいましたが、残念ながらどちらにしても個人が送り主を特定させられるような情報ではありません。
警察であれば特定することも可能だが・・・
警察が事件捜査という名目であれば、プロバイダ(インターネットの接続業者)に問い合わせることにより、送り主を特定することも可能となっています。
しかしながら、迷惑メールをやめさせたいといった理由で、警察はそこまで動いてくれませんので、警察に協力してもらうのはまず諦めたほうがいいでしょう。
他の手段による解決策が妥当
個人が迷惑メールの送信主を特定させることは、まず不可能といっても過言ではありません。
相手を特定することではなく関わることをやめてしまえば、迷惑メールに悩まされることもなくなるのではないでしょうか。
現在、メールアドレスは簡単に新たなものを取得できてしまい、受信拒否では効果が薄いです。
しかしながら、自身のメールアドレスを変更してしまえば、どこかで情報漏えいでもない限り、相手に知られることはまずないです。
迷惑メールはアドレス変更でどうにでもなりますので、心を痛める必要はまったくありません。
こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒
迷惑メールおまかせブロック
とはいえ、迷惑メール問題が解決しても、別の方法で嫌がらせをしてくる可能性も否定はできませんので、まったく安心というわけでもありません。
相手が次にどんな手を使ってくるかによって、臨機応変に対応するようにしましょう。
ストーカー被害については相談窓口も数多くありますので、自分だけで悩まずに、周りの協力を得ることも非常に重要です。