詐欺の種類【最新版】

詐欺には様々な種類がありますが、近年特に問題になっているのは「特殊詐欺」と呼ばれるもの。

警察庁の定義では、「面識のない不特定の相手に電話などで連絡を取り、その相手から金品を騙し取ること」とされています。

特殊詐欺は、いわゆる「オレオレ詐欺」として世間では知られていますが、手口は様々。

警察庁では特殊詐欺を「振り込め詐欺」と「振り込め詐欺以外の特殊詐欺」に分けています。

振り込め詐欺の種類

  • オレオレ詐欺
    他人の家に電話をかけ、家族のふりをして金品を騙し取る詐欺
    「俺だよ、俺」と被害者に話しかけることからこう呼ばれています。

    登場したのは2003年ごろといわれ、近年では息子や孫などの役に加え会社の上司役、弁護士役などが代わる代わる電話をして、あたかも大変な事件が起きているように錯覚させる「劇場型」といわれる手口が主流です。

  • 架空請求詐欺
    被害者に身に覚えのない料金を請求して、現金を騙し取る詐欺です。
    請求は電話だけではなく、郵便やメールも使われます。

    裁判所や「○○協会」といった架空の団体を名乗ることが多いのも大きな特徴です。

  • 融資保証金詐欺
    資金繰りに困っている経営者や、消費者金融からお金が借りられない多重債務者を狙って仕掛けられる詐欺です。

    融資の話を持ちかけ、保証金などの名目でお金を騙し取ります。

  • 還付金詐欺
    税務署や市町村、電力会社などを騙り被害者に電話し、「申請すれば、お金が戻ってきます」と持ちかけ、銀行のATMを操作させ、犯人の口座にお金を振り込ませます。

振り込め詐欺以外の特殊詐欺の種類

  • 投資詐欺
    社債や株などへの投資を装い、金品を騙し取る詐欺

    特殊詐欺に分類される手口として、共犯者が電話等を使って「あなたの買った価格の○倍で買い取らせてくれ」「買う権利を譲ってくれ」などといってさらにお金を騙し取る、劇場型のものがあります。

  • ギャンブル必勝法詐欺
    「パチンコには必勝法がある」「宝くじの当選番号は事前に決まっている」といった都市伝説を利用した詐欺。

    専門誌やインターネットで会員を募集し、登録料や情報料といった名目でお金を騙し取ります。

  • 交際あっせん詐欺
    成人雑誌やアダルトサイトなどに「お金持ちの人妻とデートできる」といった広告を出し、申込者から登録料や保証金などの名目で金品を騙し取る手口

    また、出会い系サイトで異性の利用者のふりをしてポイントを消費させる「サクラ」も特殊詐欺の一種といえます。

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        日本で起こった詐欺の種類一覧

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