親が結婚相手を調べることは普通?
現代、結婚前の身辺調査は比較的多く行われています。
依頼者様の気になる点をピンポイントに調べることが可能になっており、以前よりは気軽に調査を申し込む人が増えたようです。
なかでも、子どもを心配する親御さんからの依頼は特に増えています。
秘密に行われるぶん「一般的」という言い方は難しいのですが、決して珍しいことではありません。
不審に思うことだけを調査することも可能
たとえば、借金があるかどうか知りたい、離婚歴があるかどうか知りたい、などといった、1つの項目だけでも調査は可能です。
結婚調査で行われる調査内容は、すべて「聞き込み」や「張り込み」、「尾行」といった専門的なものが必要なわけではありません。
自分では調べることができないことを、代行して調べることだと、イメージしてください。
未来のための安心を買うということ
親は子どもに対して、まっとうな、幸せな結婚をして欲しいと願うものです。
もし、娘が結婚相手として連れてきた男性に、誠意を感じ取ることができなかったらどうでしょうか。
確かに、人をうわべだけで判断してはいけません。
しかし、うわべも人を判断するためのひとつになってしまうのが実情です。
きちんとした挨拶ができない、TPOをわきまえた行動ができない人となると、娘を安心して嫁がせるのは難しいところです。
探偵の調査は、その「うわべには見えないところ」を知るためのものであるとも言えます。
「粗探し」が調査の目的ではありません。
「問題はない」という安心を買うのだと考えれば、調査を行うのはごく普通の感覚でしょう。
親が調査をするべきではない?
親が子どもに黙って結婚前の身辺調査をすることについては、賛否両論です。
「痛くもない腹を探られるのは嫌だ」といった意見も多いでしょう。
「痛くないところ」でしたら不快に思っても仕方がありません。
しかし「痛いところ」だった場合、それは早期発見に繋がることですので、結果的にいいことではないでしょうか?
また、探偵は調査対象者に分かるような調べ方をしません。
痛いところが見つからなかった場合は、依頼主がそっと心の中に留めておけばよいことです。
繰り返しになりますが、親が子どもの婚約者を調査することは、決して珍しいことでも、特別なことでもありません。
子を想う親の行動のひとつとして、これからますます認知されていくものだと確信しています。