行方不明になったら警察？
家族が行方不明になってしまいました。
数日姿が見えない程度で、警察に相談してもよいのか迷っています。
どの時点で警察に相談すれば良いのか、どういう状況なら警察に行って良いのか教えてください。
どうしても自分で探したいという事情がないのであれば、すぐに警察に相談してよいと思います。
事件・事故に巻き込まれていることが考えられるケースでは、警察も積極的に捜査をしてくれます。
家族の写真や特徴、行方不明になった時の服装などなるべく多くの情報を用意して相談しましょう。
警察への相談はすぐに行ってよい
家族の家出は、理由もなく突然行われたように見えるものです。
それだけに、なにか事件・事故に巻き込まれたのではないか、と不安になります。
危険な事態に遭遇した可能性はゼロではありません。
今まで無断外泊をしたことがない人の消息が数日間つかめない、といった場合、まず警察に相談してみるのが良いと思います。
警察は事件性があれば積極的に探してくれます。
また、事件性が薄くても、パトロールや職務質問の際に該当者が見つかることが期待できます。
捜索願を出す際は、家出人の名前やいなくなった時の状況、服装、顔写真などの情報が必要です。
早く探し出すために重要な情報なので、できるかぎり揃えて警察署、交番に相談に行きましょう。
家族との生活を振り返ってみる
それとともに重要なことは、その家族に家出をする理由がなかったのか、ということを自分自身で考えてみる姿勢です。
ご相談のケースでは、例えば借金問題や男女の問題等、家での理由になるような様子が見られなかったのだと思われます。
しかし、ちょっとした会話から悩みが伺えなかったでしょうか、また過去に、すでに解決したと思われていた問題がなかったでしょうか。
人探しは言ってみれば、日本中、世界中を対象にひとりの人を探すことです。非常に困難な作業です。
そして、捜索範囲を絞り込むための手がかりとなる情報を最も持っているのが、身近にいた家族です。
探偵等外部の専門家に人探しを依頼するときも、その情報は極めて重要です。
人探しは長期にわたることもあります。
焦る気持ちに任せて行動しては、貴重な手がかりを見落としてしまうこともあるのです。
そのご家族と共に過ごした日々をじっくりと振り返ってみましょう。
