蒸発して行方が分からない!?どこにいるの?

30代の男性です。
勝手に借金を重ね、家族に迷惑をかけ続けていた父親が突然姿を消しました。

あまりに突然のことで、自分ではどうすればいいのかわかりません。
ダメな親ですが、やはり自分の父親です。自殺でもされたら困ります。

蒸発して行方をくらませた人の行先としては、どのようなところが多いのでしょうか?

それはご心配ですね。
理由が何であれ、ご家族が突然姿を消したのであれば、途方に暮れてしまうのも仕方がありません。

日本ではここ数年、行方不明者が年間8万人を超えています。
何らかの事故に巻き込まれたのではなく、蒸発してしまった人はどのようにして探せばいいのでしょうか。

警察は事件性がなければ動かない

まずは、警察に捜索願を出しましょう。
親族や配偶者であれば、届け出が受理されます(警察は「他人」の人探しには応じてくれません)。

しかし注意するべき点がひとつあります。
「警察は事件性がなければ積極的に動かない」という点です。

捜索願が出された人物については、警察は通常の業務の範囲内での捜索を行います。

つまり、日頃から行っている巡回連絡・補導・交通取り締まり・犯罪捜査などの業務を通じて、たまたま見つかることがある、という程度です。

認知症の進んだお年寄りが7年間も身元がわからないまま保護されており、テレビのニュース番組をきっかけに見つかった例もありました。

蒸発した人の行先

自らの意志で姿を消す人は、手がかりとなるものを残さずに失踪する場合が多く、見つけ出すのは困難です。

探偵は勤務先や友人への聞き込み、立ち寄り先の情報、所持金、実家の住所、最後に目撃された場所など、わずかな情報から人探しを行います。

蒸発した人が潜伏している場所として多いのは以下のような場所です。

  • 知人の家
  • 住み込みで働ける場所(パチンコ店、新聞配達など)
  • ネットカフェ(行方不明時にある程度の所持金がある場合)

特に、昔住んでいたことがあるなど、土地勘のある場所にいる場合が多いようです。

借金を残したまま失踪された場合、ご家族のだれかが連帯保証人になっているということはないですか?
借金のトラブルで困るようなことがあれば、早めに弁護士などに相談されるとよいでしょう。

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