蒸発した人が逃げるときの行き先とは?

30代の男性です。
1週間ほど前に中学時代からの親友に200万円を貸したら、突然行方不明になってしまいました。

信用していた相手なので、こんなことになるとは夢にも思わず、途方に暮れています。
すべて使われてからでは遅いので、早く探したいと思っています。

蒸発した人の行き先としては、どのようなところが多いのか教えてもらえませんか?

それは大変です。

しかし、いくら信用している相手とはいえ、200万円も貸してしまうとは少々迂闊だったかもしれません。

よく「お金を貸すときには、あげるつもりで」などと言いますが、まさかご自分がこのような目に遭うとは思わなかったことでしょう。

借用書はありますか?借用書がなくても、メールや電話の録音、振込の記録など、「貸した」という事実が分かるものを準備しておきましょう。

自分で探すのは難しい

借金をしたまま行方不明になった人を、ひとりで探し出すのは非常に困難です。

潜伏先としては、実家、交際相手、知人など親しい人を頼るケースが多いですが、こういった人は周囲のありとあらゆる人に同時に借金を申し込んでいる可能性があり、あなただけが被害に遭っているとは限りません。

知人に聞いても「わからない」「自分も探している」などと言われることもあります。
運よく相手の両親や親族と話がついて、借金を返済してもらえるケースもありますが、本人に会うことはやはりできないでしょう。

弁護士に相談を

借金トラブルの場合、弁護士が強い味方になってくれます。
信頼できる弁護士を探して相談してみましょう。

法テラスを利用する方法もありますね(無料の法律相談を利用するためには、一定の条件を満たす必要があります)。

弁護士や司法書士は「内容証明郵便」を送るなど、職務上必要な場合は、委任状がなくても住民票などを閲覧することができますので、あなたの状況に合った回収方法を考えてくれると思います。

「相手がいなくなったから」といってそのまま放置していると、消滅時効により貸金債権が消滅しますので、民事の場合は10年、商事(一方の当事者が経営者あるいは会社など)の場合は5年以内に行動をおこしましょう。

これを機に、人にお金を貸す場合は慎重に、できればもう貸さないように気を付けましょう。
「きっぱり断る勇気」も、ときには必要です。

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