結婚調査の事例
「子どもの結婚相手がどんな人物なのか」、親としては非常に気になる問題です。
実際に会ってご自分の目で判断するのはもちろん大切なことですが、お子さんが離れて暮らしている場合、結婚前に1度か2度会えればいいほうかもしれません。
短い時間で判断するのは難しい場合もあるでしょう。
相手が育った家庭環境なども気になりますね。
個人情報保護問題が厳しい昨今、「結婚調査」ではどのような調査をしているのでしょうか。
結婚調査は尾行・聞き込みが中心
調査会社では、依頼者が知りうる情報を元に、まず尾行を中心とした素行調査を行います。
「依頼者が知っている内容が事実かどうか」の確認、さらに周辺の人物に聞き込みを行うことにより、職業、行動パターン、交友関係、趣味、実家の状況などを調査することになります。
結婚調査の事例を見ていきましょう
結婚調査を行って判明することには、以下のようなものがあります。
- 職業を偽っていた
- ブランドものが好きで、過去にカード破産寸前までいったことがある
- 職場の上司と不倫していた
- 離婚歴がある、または離婚調停中であり、子どもがいる
- 浮気が原因で離婚していた
- 過去に堕胎した経験があった
- 風俗店での勤務歴があった
- 実家の事業が失敗し、会社を倒産させていた
- 趣味に打ち込みすぎて、毎月かなりの金額を費やしている
- 他に交際相手がいた
- 相手の兄弟がひきこもりだった
- 実家の両親が無職だった
極端な例もありますが、いずれも実際に結婚調査をして判明した事実です。
もちろん、この事実をわかったうえで、本人同士、または双方の親を交えて話し合い、幸せな結婚をしたケースも含まれています。
このような事実を知らずに結婚した後で「事前に知っていれば」と悔やんでも、いざ離婚となると、なかなかスムーズに進まないもの。
お孫さんが生まれたりしていれば、なおさらです。
「結婚」は、大切に育てたお子さんが、新しい家庭を築いていくためのスタートラインです。
小さな不安の種でもうやむやにせず、心から祝福できるようにしてあげたいものですね。