結婚調査で婚約者の親まで調べられるのか

そろそろ彼女との結婚を考えているのですが、不安なことがあります。

まず、彼女の父親のことです。
何か宗教に入っているらしくて、使い道は分かりませんが、かなりの浪費家らしいのです。

彼女のことは一生をかけて大事にするつもりでいましたが、宗教に入っている浪費家の親の面倒をみることになるかもしれないと思うと、迷いがあります。

そこで、彼女の親がどんな宗教に入っていて、どの程度の浪費癖があるのかなどを確かめたいと思います。
結婚調査では、婚約者の親のことまで調べることはできるのでしょうか?

まず、念頭においていただきたいことは、宗教のことについてです。
宗教の調査は、場合により「差別」に繋がるものとして、探偵でも引き受けられない場合があります。

しかし、「浪費」について調査するぶんには問題ありません。

お金の使い方から宗教のことがわかる場合もありますので、まずは彼女の家に大きな借金がないか、宗教の名を借りた怪しい行動がないかなどを調べてみましょう。

宗教に関する調査はできない場合もある

宗教については、日本国憲法第14条に基づく「差別に係わる調査(部落差別・遺伝病・人種・思想・宗教・障害・信条・血筋など)」であり、人権侵害にあたるため、法律で禁止されています。

宗教については、できる限り彼女にも協力してもらい確認しましょう。

結婚後に最も大切なのは、「妻となる人がその宗教についてどう考えているか」ということであり、彼女が冷静に話せるかどうかということも、今後の行動を決める判断材料となります。

「家族調査」という切り口で父親の様子を探る

今回の場合、彼女の父親に対する調査が必要です。
「宗教を調べる」ことは無理でも、「家族調査」として、連絡先、家族構成、職業、借金やローン、資産などを調べることは可能です。

両親や兄弟について、個別に調べることもできます。
婚約者の親の浪費癖については、親が持つ借金、ローンを調べることによってわかるはずです。

また、その浪費が宗教に関わることであるかどうかについても判明する可能性があります。
あくまで「浪費」に付随して判明する事実であれば、「差別に関わる調査」とみなされることもないでしょう。

結婚は本人同士だけの問題ではありません。家と家との結びつきでもあるのです。

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結婚してから結婚相手のご両親の問題で結婚生活がうまくいかなるケースも多数あります。
お互いの親のことが気になるのは当然のことです。

不透明な部分を少しでもなくし、お互いに信頼関係を築いた上での結婚が理想です。

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