結婚前に興信所を利用する時の注意点
興信所を利用しての結婚調査はずいぶん一般的なことになってきましたが、それでも「何度も興信所を利用したことがある」という方はまだ少ないと思います。
興信所を利用するには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
それぞれ段階別に3つのポイントを挙げました。
※なお、現在「興信所」と「探偵」の業務はほとんど同じです。
呼び名が違うだけですので、ここでは「興信所」という呼び方で統一しています。
興信所への依頼を決定するまでの注意点
- 興信所を利用するかもしれないということを、第三者に伝えない(やむを得ず伝える場合は、最低限の人数に限る)
- いたずらに自分自身で調査をしない(ターゲットにばれて警戒され、証拠を隠される可能性や、信頼関係が壊れる可能性がある)
- 何を調査してほしいのか明確に決め、今までにわかっている情報などをまとめておく
興信所を決める際の注意点
- 十分に下調べをしてからその興信所にコンタクトを取る(興信所の選び方については、探偵の選び方|必ずチェックすべきことをご一読ください。)
- 1つの興信所だけではなく、複数の興信所に相談を持ちかける(無料相談を利用する)
- すぐに契約せず、一旦自宅に資料書類などを持ち帰り、別の機会に本契約をする
興信所に依頼してからの注意点
- 調査のターゲットに怪しまれる行動は慎む
- 調査の進み方によっては調査の中止や延長を決断できるよう、途中経過も確認する。
- 調査完了予定の日に連絡が来ない場合は、必ずこちらから連絡する(無断で調査期間を延長されることや、調査内容が変更されることを防ぐため)
興信所に調査を依頼する際に気を付けなければならないのは、「あなた自身も調査に協力するひとりである」ということです。
表面上はいつも通りの生活を続けながらも、上記のような「秘密を守る」「警戒されるのを防ぐ」といったことを意識し続けましょう。
また、「興信所に任せたからそれきりでよい」という考え方では、調査の失敗や費用追加のリスクに対応することができません。
調査についてはすっかり任せても、それに伴う「決断」はあなた自身が行うことになります。
調査をやめるか、期間を伸ばすか、別の調査方法を選ぶか、あるいは調査員を追加するか。
そのような判断が求められる可能性をいつも考えておきましょう。