知らない人にストーカーされたときの対処法
一人暮らしの20代独身OLです。
最近、駅から自宅マンションに向かう路上で、知らない人からあとを付けられているようです。
ストーカー行為をされる心当たりもなく、帰路は人通りも少ないので大変怖い思いをしています。
このような場合の対処法を教えてください。
一人暮らしの独身女性が知らない人物からストーカー行為を受ける事件が現在多発しています。
この場合、警察に通報して「ストーカー規制法」に基づく対処を依頼するのが最も適切ですが、あとを付けてくる男性の正体を知るための対策を講じるという方法もあります。
ストーカー被害には早めの対策を
駅から自宅までの帰路を尾行するストーカーは、たまたま電車に乗り合わせた女性に目を付けるというのが大半です。
相手の女性にとって自分は「知らない人」であることをよいことに、まず尾行して自宅を確認します。
次の段階として、相手の個人情報を知ろうと、手段を選ばず行動するのがストーカーの特徴です。
マンションの部屋番号を確認して郵便受けから郵便物を抜き取り、電話番号やクレジット情報を盗み見することもあります。
そして、ストーカーの妄想がエスカレートして直接的な危害を加えることにも警戒するべきです。
ストーカーからの被害を未然に防ぐには、被害者側が早めに手を打つ必要があるのです。
知人に頼んで尾行者を直接問い詰めることもできるでしょうが、おそらくほとんどの場合、相手はしらを切るだけでしょう。
それどころか「逆ギレ」して報復行為に出る可能性さえありますので良い方法とはいえません。
立件してもらうに相手の正体を暴くこと
不安が解消できない場合は、警察に相談するのが最も良い方法です。
「まだ何も事件が起きていないから・・・」と躊躇しがちですが、平成12年に施行された「ストーカー規制法」では、このような「つきまとい行為」をストーカーと認定しています。
したがって、特定の人物が尾行を繰り返しているのなら、違法行為として罰することができるのです。
また、警察に「つきまとい行為」として立件してもらうための第一段階として、尾行している相手を特定し、行為の証拠を残す方法があります。
この場合は、民間の調査専門会社を利用するのが適切でしょう。
また、相手の正体を知った上で、法律の専門家に相談してみるのも有効なストーカー対策法といえます。