盗聴器の隠し場所/コンセント編
今の時代、室内のどの部屋にもあるであろう『コンセント』。
目立たない上に電源の供給が簡単なことから、盗聴器が仕掛けられやすい場所でもあります。
ここでは、コンセントに隠された盗聴器を見つけるための方法をご紹介したいと思います。
コンセント型盗聴器を見つけるには?
コンセントに仕掛けられる盗聴器は、大きく分けて「コンセントの内部に仕掛けるもの」、「延長コードやソケットに偽装したもの」に分けることができます。
まずは見分けるのが簡単な「延長コード、ソケット型」を調べることから始めましょう。
ソケット型は見た目でチェック可能
延長コードやソケットに偽装した盗聴器は、元々ある製品を改造して盗聴器を埋め込むか、初めから偽装して作られた盗聴器を紛れ込ませることで仕掛けられます。
室内のソケットや盗聴器をすべて取り外して並べ、見覚えのないものがないか確認してみましょう。
外見だけでわからない場合は、盗聴器発見器を使って調べることもできます。
ソケットがコンセントに刺さっている状態で、盗聴器の周波数にセットした盗聴器発見器を近づけて反応を見ます。
怪しい反応があればドライバーを使って中身を確認してみましょう。
盗聴器は普通のコンセントに比べて中身の部品がかなり多いので、素人でも見比べればすぐにわかるはずです。
コンセントの中身は業者に相談
問題がコンセント本体の内部に仕掛けられるケースです。
コンセントもドライバーでフタをしてあるだけなので、素人でも簡単に取り外せますが、間違えると感電してしまうことも考えられます。
そうした危険を避けるため、コンセント内の盗聴器チェックは電気屋さんに頼んだほうが無難でしょう。
電気屋さんは専門家ですので、コンセントの中に見慣れない部品があればすぐにわかります。
コンセントに仕掛けられる盗聴器のほとんどは、正しい知識を持っていれば自力で対処することができます。
盗聴の疑いがある時は、コンセントをチェックするのを忘れないようにしましょう。