盗聴器がよく見つかる場所/延長コード編

家電製品も種類が増えた昨今、多くの機器に電気を分配する延長コードはなくてはならない存在と言えます。

しかし、そんな延長コードも盗聴と無縁ではありません。
どの家にもあるものだからこそ、盗聴器を仕掛けられてしまう危険性があるのです。

延長コードに盗聴器が仕掛けられるワケ

試しに今すぐに目をつぶり、室内にある延長コードの個数と形を言い当てて見てください。

いかがだったでしょうか?
案外、簡単にできる方は少ないと思います。

延長コードはどの家庭にもある割に色やデザインも似通っていて、ブランドなどにこだわりを持っている人もそれほどいるものではありません。

もし、その中の一つが延長コード型盗聴器にすり替えられていたとしても、警戒していなければ気づくのは難しいでしょう。

延長コードに仕掛けられた盗聴器はこのように、見つかりにくいという明確なメリットがあるのです。

延長コード型盗聴器の見分け方

市販されている延長コード型盗聴器の一部にはわかりやすい特徴があるので、そこをチェックすることで簡単に見分けられることがあります。

本体の裏面を見ると、「A」や「B」など、アルファベットが書かれた小さなシールが貼られているのです。
これは盗聴に使用する電波の周波数を表すシールです。

シールは剥がすことができるため完璧な見分け方とは言えませんが、わかりやすい手がかりなので手始めにチェックしてみてください。

分解して中身を見てみよう

市販の延長コードを改造して埋め込んでいるタイプの盗聴器は、フタを開けて中身を見るのが一番です。

「機械には詳しくないし、中身を見ても盗聴器かどうかなんてわからない」という方も心配はいりません。

もし普通の延長コードなら内部は作りが簡単なので、複雑な部品が沢山詰まっている盗聴器とはひと目で見分けが付くはずです。

自信がない方におすすめの方法は、自分で普通の延長コードを一つ買ってきて分解し、それと見比べる方法です。

盗聴器発見器などを併用し、特に「これが怪しい」と目星をつけているものがあるときはより効果的です。

疑いの目を持って挑みさえすれば、延長コードの盗聴器は決して怖い相手ではないのです。

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