盗聴した相手を訴えるためには?

テレビのドキュメンタリー番組などで目にする盗聴。

自分には関係がないと思っている人も多いかもしれません。
しかし、盗聴は身近に存在するのです。

もしも誰かに私生活を盗聴されてしまった場合、裁判へ訴え、相応の賠償請求を行うことができます。

訴えるためにはまず証拠を集める必要がある

賠償を求めて裁判を始めるには、様々な準備が必要となります。
なかでも重要なのが、事前の証拠集めです。

ほとんどの場合、実際の裁判は弁護士と共に進めて行きますが、訴訟を起こす前にまず勝ち目がどれくらいあるかを話し合います。

証拠は裁判の結果を大きく左右しますので、できる限りの証拠を集めたいものです。

映像や音声などが決定的な証拠になるが・・・

まず何と言っても、盗聴器をしかけた相手を特定させなければなりません。

「あの人が怪しい」という疑いだけでは何の決定打にもなりませんし、裁判での勝ち目も低いからです。

逆に、盗聴犯を確実に定めることができるだけの証拠があれば、慰謝料や損害賠償も取りやすくなると言えるでしょう。

一般的に、次のような物が盗聴の証拠として有効とされています。

  • 盗聴器を仕掛けている場面の映像
  • 盗聴器を仕掛けている最中の、犯人の肉声
  • 犯人を特定できるだけの特別な物品(その人しか持っていない物など)

最も確実な物は、実際に盗聴器を仕掛けている映像です。

現代であれば、スマートフォンやビデオカメラなどを使って、個人でも証拠映像を撮ることができます。

たとえば、発見した盗聴器が電池式の場合、いずれ電池の交換に犯人はやってきます。

またどこかから電源を取っているタイプであっても、こちらが電源を抜いてしまえば相手は故障を疑い、状況を把握しにやってくるはずです。

こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒ 盗聴器の発見方法【広域帯受信機】 盗聴器が付いたままの状態で犯人を突き止める

このようなチャンスを利用して、相手の特定と証拠の入手を行うことができます。
ただし、このような証拠集めは簡単ではありません。

じっくりと時間をかける根気が必要とされますし、犯人に気づかれる危険性も含んでいます。

リスクが大きいと感じたら、探偵などのプロに相談することも考えておきましょう。

証拠が集まれば、あとは弁護士など法律の専門家と共に裁判を進められます。
それだけ、証拠とは重要なものなのです。

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