無言電話の証拠の残し方とは?
無言電話の証拠の残し方としては、携帯電話や固定電話による履歴を残しておくのが一番といえます。
または、メモなどによる残し方もいいかもしれません。
ただし、無言電話によるいたずらの場合、警察がストーカー行為と判断するか否かは、その期間と回数によって違ってきます。
毎日のように無言電話があったとしても、1日に2,3回程度では、警察に提出する証拠としてはかなり弱いといえます。
もちろん1日に何十回と嫌がらせ電話がかかっているのであれば、それは証拠として十分といえます。
では、これらを証拠として残しておき、警察にストーカー行為だと判断させるにはどうすればよいのでしょうか。
1日に数回程度の場合は「期間の長さ」が重要
無言電話が1日数回程度であれば、いたずらとしてはまだ軽度といえますので、警察がストーカー行為として取り扱うには微妙なところです。
これをストーカー行為と判断させるには、この1日数回の無言電話が長期間におよんでいることを証明する必要があります。
この期間が重要なのです。
かなりの根気が必要となってしまいますが、メモなどにしてしっかりと残しておきましょう。
また、精神的な被害があったとして、うつ病になったという病院からの診断書を取ってくるのもいいかもしれません。
より無言電話の悪質さが伝わります。
1日に何十回とある場合は着信履歴を提出
何十回も無言電話があるようでしたら、履歴の保存件数に注意しながら、すべての着信がわかるようにしっかりと残しておきましょう。
残し方は、写真でもメモでもかまいませんが、写真の方が説得力があります。
携帯電話でしたら、それをそのまま持っていくという手もあります。
非通知拒否設定という手もある
とはいえ、相手が非通知にて無言電話をしてくるのであれば、非通知拒否設定をしてしまいましょう。
これで無言電話がおさまることもあります。
それでもしつこく番号表示をしてでも無言電話をしてくるようであれば、相当な執着心ですので、非常に危険なストーカーになる可能性があります。
もちろんメモなどによる着信履歴の保存は継続し、非通知を拒否したにも関わらずこれだけの着信がきている、ということを警察に証拠として出しましょう。
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ストーカー対策の基礎知識 物的証拠を確保する
メモや写真を残し続けるのは心が折れる作業です。
どうしても耐えきれない場合は、電話番号自体を変更してしまったり、無言電話があるたびにその番号を着信拒否にしたりといった方法もあります。