浮気調査にかかる探偵の費用
数ヶ月ほど前から、夫に浮気されていたことに気づきました。
子どもが小さいため、できれば離婚は避けたかったのですが、もう我慢の限界です・・・。
どうせ離婚するのなら、妻と子を裏切った夫と家庭を壊した不倫相手にも、慰謝料を請求したいと考えています。
調べてみると、裁判を有利に進めるためには、夫の不貞を示す証拠を集めなくてはならないことを知りました。
探偵を雇って離婚裁判の証拠集めを依頼するには、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか?
探偵による調査費用は一般的に、「人数 × 時間 × 日数」によって決まります。
これにカメラなど機材の費用や、場合によって高速道路や電車などの交通費などもプラスされた料金がかかります。
浮気調査の平均的な費用
探偵一人が1時間調査を行う場合にかかる平均的な費用は、およそ8000円~15000円前後が相場です。
例として、旦那様が「平日仕事を終えてから帰宅するまで」の調査を1週間依頼する場合について考えてみましょう。
帰宅するまでの時間を5時間とし、月曜日から金曜日までの5日間を調査するケースを考えます。
「人数 × 時間 × 日数」の式に当てはめると、「探偵1人 × 5時間 × 5日間」となり、20万~38万円前後かかる計算になります。
機材費や交通費も考えると、最大で40万円程度の費用を見ておけばよいとわかります。
費用が安すぎる探偵には注意が必要?
浮気調査にかかる費用は決して安くはありませんが、だからといってとにかく料金の安い探偵を選ぶのも考えものです。
料金が安いということは、探偵はできるだけ早く証拠を掴んで調査を終えようとします。
一方で、離婚裁判では、「継続的に、何度も不倫相手と性的な関係にあった」ことを証明する証拠が必要になります。
「安い費用で掴んだ最小限の証拠」が、裁判で十分な証拠になるとは限りません。
費用が安いからといって飛びつかず、あくまでも費用と調査内容とのバランスを重視するようにしましょう。