浮気相手に送る内容証明の書き方
結婚3年目に夫の浮気が発覚してから2年。
ようやく別れる覚悟ができて、今は身辺整理を進めています。
夫からは慰謝料の支払いを受けるつもりですが、浮気相手にも慰謝料を請求したいと考えています。
そのために内容証明を送ろうと思うのですが、書き方がわかりません・・・。
どのように書けばよいのでしょうか。
お互いの気持ちが離れても、なかなか離婚には踏み切れないものです。
離婚に際する慰謝料請求に関する内容証明の基本的な取り決めについて、順を追ってご説明します。
慰謝料請求のための内容証明の書き方
- 差出人と受取人の名前と住所を書き込み押印。
横書きなら冒頭、縦書きなら末尾に書きこむのが一般的。 - 使用できる文字は、漢字・平仮名・片仮名・算用数字・句読点に限定。
固有名詞を除く英語や記号は原則使用禁止。 - 文字数は、基本的に1行20文字以内で26行以内。
句読点はそれぞれ1文字としてカウント、括弧は上下で1文字。
ただし、箇条書き等につける番号は「(1)」で1文字。2枚以上になってしまった場合はホチキスなどで繋ぎ、つなぎ目に割り印を押印。
- 書き間違えをしてしまった箇所に2本線を引き、横に正しい内容を書き、用紙の欄外に押印の上、削除文字数と加入文字数を記入。
- 慰謝料請求の内容証明では、浮気の決定的な証拠を持っていることに文中で触れると良い。
言葉だけではなく、実際に写真やメールなどの証拠を掴んでおくこと。 - 文書完成後、同じものをあと2枚用意。コピーでも可。
- あとは同じ文書を3セットと封筒を1枚持って郵便局の窓口に行き、手続きをしてもうこと。
慰謝料請求の時には、証拠について記述しましょう
慰謝料請求の内容証明では、今後の交渉を有利に進めるため、浮気の決定的な証拠を持っていることに文中で触れると良いでしょう。
そのため、実際に写真やメールなどの証拠を掴んでおく必要があります。
証拠として認定されるかどうかは法律や過去の裁判の判例で定められています。
書類は弁護士に相談して作成しましょう。
さらに調査が必要な場合は、探偵会社などに依頼することもあります。