浮気現場の証拠の取り方を教えてほしい
私は40代の専業主婦です。
数年前から夫が浮気をしているのを知っています。
何度言っても聞かないので、いい加減に私の気持ちも冷めてきました。
離婚をしようと考えているのですが、ここまできたら慰謝料を取ってやりたいです。
しかし証拠は手元にありません。
どうやって証拠を取れば慰謝料請求ができますか?
旦那様の浮気にずっと耐えてこられたのですね。
それまでの精神的苦痛は慰謝料という形でしっかりと支払ってもらいましょう。
さて、慰謝料を請求するには浮気(継続的な不貞行為)が行われていたという「確たる証拠」が必要です。
しかし、どこまでの証拠を押さえればいいのかは請求の仕方によって違ってきます。
慰謝料を払う意思があるなら証拠は少しでもよい
慰謝料請求は相手がその請求を認め、支払う意思を示すようであれば決定的な証拠というものはなくても問題ありません。
相手が浮気を認めさえすれば、どんな些細な証拠でも構わないのです。
たとえば、浮気を想像させるようなメールのやり取りでもいいですし、二人でどこかに出かけたと推測される領収書であっても、相手が浮気を認めるのであればそれは証拠となり得ます。
浮気を認めない場合は立証能力のある証拠がいる
しかしながら、浮気をどうしても認めない場合には法的手続きを持って請求をするしかありません。
その際には、上記したような些細な証拠ではなく、決定的な証拠が必要となります。
例えば、浮気相手とラブホテルに入って出て行く写真等があげられます。
法的手続きを取るのであれば、請求を認めるか認めないかの判断は、第三者である裁判官にゆだねられます。
誰が見ても不貞行為があったと想像させる証拠=「立証能力のある証拠」が必要になります。
具体的にどのような証拠が必要となるのか・また慰謝料請求はどのようにすれば良いのか詳しいサイトがありますのでご覧下さい。
⇒不倫の慰謝料の相場とその金額を少しでも高めるために必要なこと
証拠を取るには探偵や興信所という手もある
証拠集めというものは想像以上に精神的な苦痛が伴いますし、確たる証拠の現場を押さえるには張り込みも必要になってきます。
自力での証拠集めに自信がないようでしたら、探偵や興信所に頼るのも手かもしれません。
慰謝料請求をする証拠集めのために探偵や興信所の利用を検討されるのであれば、費用対効果を考えなければなりません。
どこまで慰謝料が取れるかを見越して、依頼する際に掛かる費用とご相談ください。
法的手続きによる慰謝料請求は弁護士が専門の範囲ですので、無料の法律相談へ行き、どの程度の慰謝料が見込めるのかを確認するという方法もあります。