浮気慰謝料の内容証明は証拠がなくても送れる?

夫が浮気をしました。
明確な証拠はありませんが、相手の見当もついています。

そこで、夫の行いはもちろん許せませんが、この件について、浮気女性から慰謝料を取れないかと考えています。

そんな時、ネットで「内容証明」を使った請求書送付が効果的であると知りました。
これなら、威圧的効果も伴うらしいので、活用できるのではと考えています。

証拠がない状態での、内容証明を用いた慰謝料請求は、可能でしょうか?

確かに、証拠がない状態での内容証明郵便による請求書送付は可能です。
実際に、前例が多い方法でもあります。

しかしこれにはデメリットも存在するため、あまりおすすめはできないのが実際のところです。
第三者機関を活用して、明確な証拠を掴んだ上で請求する方が、より確実です。

内容証明の特長って?

内容証明とは、発送物の内容と、無事到達したかどうかを記録してくれる郵便のサービスを指します。

後に送り先の相手が受け取っていないと嘘を付いても、郵便局に残る情報によって証明できるのです。

その特長が慰謝料請求において活用しやすいため、慰謝料の請求方法の一つとしてよく知られているのです。

内容証明を用いた際のデメリット

しかし、この方法には危険なデメリットも存在するため、今回の浮気相手へ送るという考えは、あまりおすすめできません。

例えば、請求を拒まれ、逆に脅迫の証拠として利用されるケースです。
最悪の場合、あなたが慰謝料を請求される側に立たされる可能性も考えられます。

また、それ以後証拠を手に入れようと考えても、警戒されてしまうこともデメリットの一つです。

素人考えにおける法律利用は危険

とにかく、法律を甘く見てはいけません。
ネットなどのありふれた知識は、同様に相手も把握している場合が少なくありません。

慰謝料請求を目指すのであれば、証拠探しに秀でた探偵などの第三者機関におけるサポートを活用した上、正式な手順のもとで臨むと良いでしょう。

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