携帯の電波が悪い/これは盗聴器のせい!?

自宅で携帯電話を使っていると、会話が途切れたり、ノイズが入ったりするようになりました。
以前までこんなことはなかったのに・・・。

電波状態を確認すると、以前よりもつながりにくくなっていることが確認できます。

以前テレビなどで「盗聴器が出す電磁波は家電製品に影響を与える」と聞いたことがあります。

もしかすると、携帯電話の電波が悪いのは盗聴器のせいではないでしょうか?

確かに、盗聴器の出す電波は、家電製品に影響を与える「ことも」あります。

しかし、とくに携帯電話に限っては、あまりその心配はありません。

なぜ電波状態が悪くなったのかはわかりませんが、今回のようなケースでは盗聴器が原因である可能性はそれほど高くはないでしょう。

携帯と盗聴器では『周波数』が違う

電磁波は波の性質を持っており、その一つを表すのが『周波数』と呼ばれる数値です。

携帯電話と盗聴器から出る電磁波は、それぞれこの周波数が違います。

携帯電話が用いる電磁波は数GHz(ギガヘルツ)、盗聴器から出る電磁波は数百MHz(メガヘルツ)で、帯域がかなり異なっています。

これだけ違うと相互に干渉しあうことはないので、「盗聴器が携帯の電波を悪くする」ということは起こりえないのです。

じゃあ、電波が悪くなる原因は何?

携帯電話の電波が悪くなるのは、外部からの電磁波だけが原因とは限りません。

たとえば、山奥に行くと電波が届きにくくなりますが、あれは地形そのものが障害物となり、電波が届きにくくなってしまうからです。

このように、携帯電話の繋がりやすさには、『使う場所』が大きく関係します。

「今までは普通に繋がっていた」とは言っても、たまたま近くに電磁波を遮る大きな建物ができたのかもしれません。

盗聴は被害に気がつきにくい分、一度疑いを持つと色々なことで不安になってしまいがちです。

必要のない不安から開放され、楽しい生活をおくるためには、正しい知識を学ぶことがなによりも大事なことなのです。

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