探偵Q&A/何をするところなの?危険な組織じゃないの?

探偵は、依頼者の悩みの種となっている問題について調査し、解決につなげる存在です。
しかし、多くの人が心配するのは、探偵が違法な手段を使って調査しているのではないかということでしょう。

探偵が違法行為を行えば、依頼者もそれをそそのかした、ということで責任を負うことになりかねません。

違法な調査・証拠集めはあってはならない

探偵業法7条では、探偵の調査について「法令において禁止又は制限されている行為を行うことができることとなるものではない」としています。
当然のことではありますが、探偵が刑法等に反する手法で調査を行えば罰せられます。

たとえば、探偵が会社の財務状況を調べるため、無断で事務所に侵入し、内部資料を持ち出してコピーしたり、個人の行動を調べるためにパソコンに不正アクセスしたり、部屋に盗聴器・盗撮機を取り付けたりするような調査手法は許されません。

探偵が作成した調査報告書は、民事・刑事事件において証拠として使われることもありますが、裁判では違法な方法で収集した証拠は採用されないことになっています。
違法な調査を行わないことは、このような意味でも重要なことです。

探偵の基本スキルは「調査バレ」を防ぐこと

探偵の主な調査方法には、街の中で調査対象者の行動を監視する尾行や張り込みがあります。
これについては、原則として認められますが、その手法、程度により大問題に発展することもあります。

上記の探偵業法7条では、探偵の調査は「人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害することがないようにしなければならない」とされています。尾行等をしていることが相手に知られ、「付け回されている」と恐怖を感じさせるようなことはあってはなりません。

探偵の調査の基本中の基本は、対象者に絶対に知られないようにすること
経験豊富な探偵は、そのためのノウハウも十分な蓄積があるはずです。
法令を遵守しながら、いかに効果の高い調査ができるかが、探偵の実力といえるでしょう。

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