思春期の家出。探すべき時はどんな時?

高校生の息子が家出をしました。
メールは送られてくるのですが、どこにいるのかは分かりません。

周りのお母さん友達には、思春期の家出は探さない方が良いと言われましたが、本当に探さない方が良いのでしょうか?
また、探すとすると、どういった時に探すべきなのでしょうか?

思春期の家出は子どもが大人に変わるための通過点の一つでもありますので、周りのお友達の方々が言うように、ちょっと家出したからといってパニックになって探す必要はないでしょう。

しかし、家出した理由によっては探すことが必要な場合があります。

自暴自棄になって飛び出した場合は探すべき

男の子にとって思春期は、親元から離れて暮したい、野宿などをしながら自由気ままに旅したいという願望が強く出る時期。
これは、自分一人で生きていく覚悟を決めたいという気持ちの表れです。

親子喧嘩が原因で家出した場合も、自分探しや自分を見つめたいための家出であれば、それほど心配する必要はないでしょう。

メールのやり取りができているということは、親子関係に決定的な溝ができて家出したわけではないということです。

しかし、自暴自棄になって家出した場合は注意が必要です。
後先を考えず行動し、思わぬ事件や事故に巻き込まれる恐れがあります。
子どもが明らかにヤケになって家出をした場合は、居場所を探すことをおすすめします。

参考サイト⇒ 子どもが家出!途方にくれた時に見るまとめ

友人・恋愛トラブルの家出は危険

ちょっとした親子喧嘩で子どもが家出し、友達の家、祖父母の家にいるという場合は自分の意志で戻ってくるまで放っておいても心配はありません。

しかし、学校や友達とのトラブル、恋愛関係が原因で家出した場合は危険に巻き込まれやすいので注意が必要です。

生きることに嫌気がさしている時や、自分の未来が暗く見えている時というのは冷静な判断がしにくく、悪い大人達に付け込まれやすい状態でもあります。

「自分がどう生きるか」について悩んでいるような不安定さであれば、それは大人になる上で誰もが通る道ですので心配ありませんが、「自分の未来に絶望している」といった不安定さで家出した場合は、居場所を探し出し、安全な環境を確保してあげることも必要です。

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