待ち伏せをやめさせる方法を知りたい!
20代のOLです。
最近帰宅時に、自宅近くで男性が待ち伏せしていて、怖い思いをしています。
一人暮らしのため、行動がエスカレートしないか不安です。
待ち伏せをやめさせるためには、どのように対処すればよいのか教えてください。
路上で待ち伏せをするといった陰湿な方法で女性に接近しようとするという事例は増えているようです。
待ち伏せはストーカー規制法上、犯罪になりうる行為。
重大な行為にエスカレートする前に、なんらかの手を打つ必要があるでしょう。
個人情報を知られるとエスカレートする
自宅近くで待ち伏せしているのであれば、住所や氏名等も既に知られている可能性が高いでしょう。
ここで注意しなければならないのが、これ以上の個人情報を知られないようにすることです。
ストーカーの中には、ゴミ袋や郵便受けなどをあさり、携帯電話、クレジットカードの明細書などを取得し、電話番号などの個人情報を得ようとすることがあります。
鍵付きのポストに付け替える、ゴミを収集直前に出す、書類はシュレッダーをかけるなどの対応をしておきましょう。
ストーカーとの直接の接触は絶対に避ける
待ち伏せ行為をやめさせるためには、何らかの形で相手に止めてほしいという意思表示をする必要があります。
しかし、ストーカー対策の基本は相手とかかわらないことでもあります。
直接接触するのは避け、第三者に相談し、対応を検討すべきでしょう。
待ち伏せをしている人の住所や名前などを知っている場合は、弁護士や行政書士の名前で内容証明を出して、警察への被害届、刑事告訴等の意思を示しつつ行為をやめるよう警告することが考えられます。
相手の住所・名前がわからない場合、素性を調べるために民間の調査会社に依頼する方法があります。
警察への相談は早めに、証拠集めも重要
待ち伏せ行為はストーカー規制法で定義される犯罪行為のひとつ。
警察には早めに相談したほうが良いでしょう。
犯罪行為と認定されるには壁がありますが、パトロールの強化などをしてくれることはあります。
そして、犯罪行為であると認められれば警告、逮捕といった対応をしてくれます。
いつ、どのような行為があったのかということは記録に残しておくこと、そして探偵等外部の調査会社に、写真や動画の撮影による証拠確保、客観的な報告書を作ってもらうことも検討しましょう。