引越し/また盗聴されることはないのか?
最近自分の部屋に盗聴器が仕掛けられていることが分かりました。
盗聴器ははずすことができましたが、同じ部屋にいつづけるのはとても怖くて気分も悪いので、引っ越すことに決めました。
ですが、引っ越した先でまた同じように盗聴にあってしまったらという不安が消えません。
やはりそういうことも起こりうるのでしょうか。
自分の生活が盗聴されていたと分かった瞬間、それまで快適だった部屋が急に恐ろしい場所に感じてしまうと思います。
引越しで気分を一新したくなるでしょう。
しかし、残念ながら、新しい住まいで再び盗聴の被害に合う可能性はゼロとは言えません。
引っ越すだけでは解決にならない
一度盗聴に成功した犯人は、盗聴行為を繰り返す傾向があります。
住所は比較的簡単に知られてしまうものなので、注意が必要です。
新しい住まいでの被害を防ぐためには、入居時に盗聴器が仕掛けられていないか確認することが重要です。
見慣れない電源タップがないか、コンセント周りを外した形跡がないかなど、自分で確認できることもあります。
また、この電源タップなどの電化小物は、転居時に新しいものへ交換してしまうことも有効です。
盗聴の被害を受けていたことを、不動産会社に伝えておくことも大きな予防になります。
さらに確実に調査をしたい場合は、探偵や盗聴調査会社などに依頼すると安心感が格段に上がるでしょう。
実際にあった、転居先の盗聴器
実は、このようなケースもあります。
これは、実際に引越し先で盗聴被害に遭った方のお話です。
被害者:20代女性
住まい:アパート
状況:引っ越してきて2ヶ月ほど経った頃から、無言電話が増えた。
ちょうど、盗聴の注意喚起をするチラシを目にしたこともあり、探偵に相談。
すると盗聴器が発見された。
古い型番の盗聴器だったことから、以前その部屋に住んでいた人が狙われた可能性が高いとのこと。
もしくは、以前の住人が退去する際に取り付けたことも考えられる。
こちらのサイトも合わせてご覧ください。⇒ 引越し先の盗聴盗撮対策
ご紹介したケースは、盗聴被害を理由に引越しをしたというものではありません。
しかし、もともと盗聴被害とは無関係だった方でも、引越し先で盗聴されることが十分に有り得ることを示していると言えるでしょう。
アパートはもちろん、中古で購入したマンションや住宅では注意が必要です。