婚約者の転職理由が知りたい
現在では昔と違い、転職することは「よくあること」であって、決して珍しいことではありません。
しかし、婚約者が転職するとなれば、その理由は気になって当たり前のことです。
はっきりした理由をあなたに伝えないまま転職を重ねる場合には、探偵などを利用して調査をすることも考えましょう。
こんなはずでは・・・という状況を未然に防ぐためにも、結婚前の調査は大変重要です。
Case1・たまたま会社事由の退職が重なった
相談者Aさん(20代女性):
婚約者の転職が多いことを気にしています。2年ほどの交際期間だけでも3回の転職歴があり、現在また転職したいと言っているんです。
耐え性がないのか、または勤務態度に問題行動があるのでしょうか?
Aさんの依頼により、婚約者の職歴の調査と、元職場での風評調査を行いました。
その結果、1回目は、婚約者がある企画を立ち上げたものの、その会社の規模では実現が難しかったため。
2回目、3回目においては震災後の会社の業績の悪化によるものでした。
今回に至っては、「公にはされていないが、転職先からのスカウトと見られる声がけがあった」とのことでした。
過去の会社での人望もあり、今度の転職先も将来性が見込まれると判明。
調査の結果を知ったAさんは、婚約者の仕事が落ち着いたら結婚に向けて準備を進めることにしました。
Case2・持病を隠し、転職理由が言えなかった
相談者Sさん(30代女性):
婚約者が現在勤めている会社を辞め転職を考えているらしいのですが、理由が「仕事が自分に合わない」とのこと。
その他の動機をはっきり説明してくれないため、将来への不安感が高まってしまいました。
Sさんは婚約者の職歴調査、その勤務態度と風評調査を依頼しました。
結果、婚約者はうつ病を隠しながら、依頼者との付き合いを続けていたようです。
対人関係が苦手でプレッシャーに弱く、悩みを抱えるたびに職を転々としていたという報告でした。
ひとつの職場に1~2年しか勤まらず、病歴は彼女との交際が始まる前からのものでした。
Sさんはこれをきっかけに、婚約者と病気について相談し合うことを決意しました。
転職はただ勤め先が変わるというだけではなく、何か別の個人的な問題を含んでいる場合もあります。
「定期的な収入がないと困る」という観点ではなく、人格や健康、生活に対する考え方などを確認する意味も含め、婚約者の転職についてはしっかり把握するようにしましょう。